皆さんおはようございます。
さてさて、今日は仕事納めですよっw
今日はビリヤードとは全く関係のないお話。
我が家は薪ストーブを使っています。
(main の暖房ではないですが)
実家にも子供の頃から薪ストーブがあったため、その暖かさやストーブの窓から炎が揺れているのを見るのが大好きでした。
それで、家を建てる時にもリビングに薪ストーブは外せませんでした。
薪ストーブの燃料は薪です。
最近はペレットと言う加工燃料を使うストーブもありますが、
やはり雰囲気が違います。
私が子供の頃、父が朝になると新聞紙を丸めて入れ、その上に小枝を少し積んで火を着け、その上に順次太い薪を足しながら火を着けていたのを思い出します。
ところが、最近は着火剤という便利な物があるんですね。
成分はパラフィンで、燃えて匂いもしなければ害にもならないようです。
(旅館に行くと、一人用の鍋などを温めるのに同じような物が使われていますね)
これに火を付ければ10分位は燃えていますので、これを普通の太さの薪(火付け用の細い物でなくて良い)の下に置いてあげれば、ほぼ間違いなく火が着きます。
きっと知らなかっただけで、昔からあったのでしょうねw。
今までの手間はなんだったんだ。
我が家のストーブ事情で一つ不満が。
我が家の薪ストーブは、後部に空気の取り入れ口(パイプ)が付いていて、レバーで空気の流量を調整するようになっていますが、普段はそこは全開です。
それでも空気が足りないので、横にある薪の投入口を多少開けておいて、ちょうど良い具合に空気が入るように調整するのです。
薪に火をつけたばかりの時は煙がそこから室内に逆流するのです。
モクモクモク・・・
最近の住宅の気密性と関係するのか、室内と外の温度差のせいか、はたまた煙突の長さや煙突先端部の風とか気流が関係するのか分りませんが。
なので、薪にちゃんと火が着くまで(5-10分位)は、リビングの小窓を開けておきます。そうすると煙は出てきません。
薪に火が着いてある程度ストーブ内部が温まると、上昇気流が起こるためでしょうか、小窓を閉めても大丈夫。
(ストーブに火を着ける時に、キッチンの換気扇が回っていたりすると室内が陰圧になるのか、すごい煙が出てきて火災警報器が鳴ってしまうのではないかとあわてました)
ちゃんと火が着いて火が安定すれば、後は薪ストーブの醍醐味である自然な温かさや窓から見える炎に癒されます。
クリスマスシーズンにはぴったりですよ。
さて。この薪ストーブですけれどね。
良い事ばかりでなく、大変なのがその薪の確保です。
まあ、お金を払えば今の世の中どうにでもなりますが、なかなかね。
幸い、実家に山がありまして(山と言っても木が生えた林と言う意味で、mountainではありません)、夏の間にそこから木を伐採(間引き)するのです。
針葉樹が多いですけれど、直径40-50cmの物を5-6本切り倒します。
これはなかなか危険な作業でして、慣れない人が何も知らずにチェーンソーで切って倒れた木の下敷きになる事もあります。
我が家では、倒す木に20-30mのワイヤーを掛けて、重機(ユンボもしくはバックホー)で引っ張っておきます。
それで、木が倒れる方向を決めて、慎重にチェーンソーで切り込みます。
無事、木が倒れたら枝を全て払って、幹を40-45cm程の長さにcut。
さらっと書いておりますが、これも結構重労働なんです。何十も切っているうちにチェーンソーの切れが悪くなってくるとかなり力が要ります。
おかげさまでチェーンソーの刃の目立て(刃を研ぐのです)がうまくなりました。
切った薪をトラクターで小屋まで運びます。なま木ですので重いです。
うっかりすると腰をやられます。
さて、これを半年以上乾かせば、冬には薪として使えますが、丸太のままでは乾きにくいので、ある程度割っておきます。
斧で頑張って割ります・・・それは無茶。死にます。
まーたまたすごいものがありまして。
www.youtube.com注)音量注意。これは参考動画です。我が家のものではありませんw
これはすごく便利です。バッキバキ割ってくれます。
(この機械は10年ほど使っていますが、買って良かったと思う道具のNo1じゃなかろうか)
この薪割り機で、大まかに割ったものを数か月乾かすわけですね。
実際に燃やす時に、手頃な太さに割りなおしますけれど。
ところで、私。
この薪割り機で左指2本を潰してしまった事が二回。
薪割り機の刃でやったのではなく、刃に押された薪と機械の間に挟んでしまったのです。その時ばかりは、自分の指を見て一瞬気が遠くなりました。
一度は、指を切断する事も覚悟しましたが、何とかくっつきました。
今ではほとんど傷もなく、何の不自由もなくビリヤードできます。ヨカッタ・・・。
そんなこんなで薪ストーブって言うのは大変なこともいっぱい。
そもそも、都会では煙に苦情が来るので燃やせません。
必然的に田舎でなければ使えませんし、田舎でも薪の入手はなかなか大変です。
泣く泣く、建築端材を燃やしている方もいらっしゃるようですが、やはり薪を燃やしたいですよね。
こうやって苦労して作った薪を燃やして、暖をとる。
薪ストーブの前で飲むビールwww うひ~
その”うひ~”のために、また暖かくなったら木を切らねばならん。