皆さんおはようございます。
まだまだ寒いですけれど、それでも何となく春が近づいてきているなと言う
ウキウキした気分ありませんか?
さて、今日の話題は「ボウラードは練習になるかどうか」。
私の意見は、
「何をしようとしているかによる」。
9ballや10ballの取り切り練習と比べてボウラードの違うところ・・・
第一はエニーボールであるという事。
先玉が自由なわけで、どの玉を入れるかというのはいつでも変えられる。
撞いてみて、思った様に行かなければどんどん予定を変えていける。
なので、9ballに比べるといい加減に撞きやすい。
簡単に言えば、「行き当たりばったりでもそこそこ出来る」と言う事。
第二は(やはりエニーボールであると言うことに関係しますけれど、)
苦手な玉(配置・角度)を逃げられると言うこと。
自分が撞きやすいと思う先玉を選び続けて行けるわけです。
一方、9ballや10ballは先玉の順番が決まっていて、苦手な角度から逃げられず、次の玉への出しの正確さを求められる。
自分のボウラードの動画を見ていると、時々何をしようとしているか分からない
ショットがあるんですよね。
もしくは、「こうしようとしているんだろうな・・・」と思っていたら、直前でコロッと変えてみたり、狙っている撞点が変わってみたり。
・・・と言う事は、出たとこ勝負でやっている事があると言うことですよね。
結果として取り切れたとしても、その過程が全く違う。
行き当たりばったりでも、たまたま入れられる玉がそこにあったと言うだけ。
そういうボウラードは確かに練習にならないなあと感じます。
それでも、先玉が3つ4つになってくると、自ずと取り切り方が限定されてきます。
そうなれば結局9ballと同じ事。
取り切れるかどうかは、入れて、そこへ出せるかどうかにかかってくるわけですのでね。
結局は、エニーボールではあるけれども、どの順番で取り切っていくかを計画して、
どこへ出していくか自分で指定しながら進めていく事が大事かなと思います。
結局、やる人の心構え次第ではないかと。
ボウラードの良いところは?と言われたら・・・何でしょうかね。
何しろ数を撞けると言うことでしょうか。
ストロークや撞点の確認とか、レベル的に「どうのこうの言っていないで何しろ数を撞け」ってな人に取っては良い練習の様な気がするんですよね。
いっそのこと、
「順番通りに取り切るボウラード」
なーに。撞ききればただの10ballのマス割りじゃ。
これなら・・・死ねる。
たまには、以前やっていた「ゴースト」でもやってみるか・・。
追記)
「キュースキルレーティングシステム」
15個を使って、最初の10個はエニーボールで入れていき、一球1点。
残りが5個になったところで、最少番号の球から入れていかなくてはいけません
(コンビやキャノンOK)。
そうなってからは一球2点。
ボウラードとの違いは、ワンミスでそのラックは終了という事です。
興味のある方はやってみてください。