ビリヤードで筋肉痛

ビリヤードにはまった中年男の奮闘記 時々車の事も。

微調整

 皆さんこんにちは。

朝晩はまだ寒いですけれど、日中は春みたいですね。

 

 

皆さんは、先玉に向って構えた後、微調整しますか?

構えて狙いをつけているときに、「もうちょっとこっち」って奴ですね。

誰でもある程度はあるかと思いますけれど。

 

微調整する位であれば、一度構えを解いてスタンスごと構え直した方が良いって言うのは恐らく基本であろうかと思います。

 

考えてみれば、あたりまえっちゃあ当たり前。

構えたまま微調整するという事は、ブリッジごと動かすか、右腕でキュー尻を左右に動かして調整しているはずなんですけれど、どちらにせよ上半身だけの話。

(さすがにブリッジを動かさなければいけないほど読みが狂っている事はないかと。

 もしくは、それほど狂っていれば、それこそ構えを解きますわね。)

キュー尻を左右に動かして微調整すると言うことは、腰からグリップまでの距離が変わってくると言う事です。

 

そのままストロークしたら、多くの場合はいつものストロークをしてしまいませんか。

少なくとも体はそう動こうとすると思うのです。

体が撞こうとする方向と、そのショットで撞きたい方向が違うと言うのは、

コジリや先玉を飛ばす原因になりやすいでしょうね。

 

その様な状態で、撞点を正確に撞く意識でストロークをしてみても、それはいつものストロークではないはずです。グリップと体の距離が違うので、フラフラした不安定なストロークになりがち。その場限りのストローク

立てキューやジャンプショットみたいな物ではないでしょうか。

キューを立てることでサイドストロークになってしまい、普段のストロークではなくなってしまう。(そう言う状況でのストロークにも慣れて、立てキューの普段の撞き方というのも習得しなければいけないのでしょうけれど)

 

そういうその場限りのストロークを繰り返すことで、

「どのフォームが自分にとって一番良いストロークなのか」がわからなくなってしまう可能性、もしくは自分のストロークが構築しにくいって事がありそうですよね。

 

実際私が先玉に対して構えた時に、一発で角度が決まるという事は少ないと思うのですよ。

取り敢えず角度をココと決めて上半身を下ろして行く。

その間の景色や構えた際の印象で微調整という感じです。

それを改めるとなるとかなりの労力が要ります。

 

おまけに構え直しと言うのは、ただ単に上半身だけ起こして、降ろし直すと言うのでは駄目なはず。

狙う角度を変えるのであれば、スタンスというか足の置き場所から変えないと

同じ事の繰り返しになってしまいます。

これは面倒ですね。

 

実際、トッププレーヤーの方たちはどの様にしているのでしょうか。

それとも、その位のレベルになったら、一度でピタッと構えられるのでしょうか・・。

 

まあ、”調整”ですからねえ・・。ほんのちょっと。

それをどの様に考えるかは一人ひとり違うんでしょうね。