ビリヤードで筋肉痛

ビリヤードにはまった中年男の奮闘記 時々車の事も。

グリップ初心者

皆さんこんにちは。

早めの昼休みですよー。

 

私のビリヤードは自己流です。

大学生の時に先輩に連れられて初めてビリヤード場に行きまして、

素人の先輩にさわりだけ教わった以降、はまってしまいました。

 

はまったと言っても、そんじょそこらの素人には負けないって程度のもので、

ちゃんとやっている方々にはとても歯が立つ様な物ではございませんでした。

一方で私の主な活動と言えばテニスでして、それこそテニス漬け。

そういうわけで、テニスではそこらの人が出てきても勝てる実力はありました。

そう言うスポーツの厳しさと言うか公平さと言うか、「真面目に打ち込んでいる人は全く違う」と言った感覚は持ち合わせておりました。

ビリヤードも然り。

 

さてさて、年月は流れて20数年。

今となってはテニスもやめ、細々とビリヤードを続けている(途中10数年の空白期間がありますけれど)と言うわけです。

その間、上級者に習ったわけでもなく、当然グリップに関しても教わった事はありません。

私のグリップというのは、完全に自己流ですが(と言っても周りから見て特別違和感を覚えるようなものではないと思います)、

イメージとしてはテニスのグリップをヒントにしています。

まずは、自分で握りやすいこと、自然な形である事。

それに加えて、力まず軽く握ることにしておりました。

年数を重ねるにしたがって、「腕の力」よりも「キューの重みで」と言った感じ。

 

いままで様々なブログや、動画を見まくっておりまして、グリップの大事さもあちこちで語られておりました。

しかし、現在の私のグリップで特に不満を感じなかったというか、(これも一朝一夕で何が変わるわけでもないのでしょうが)いろいろと変えてみても今までのグリップより良いと思える物がなかったのです。

単なる慣れと言うのはあるかもしれませんが、感じるのは違和感だけ。

と、言うわけでビリヤードを始めたときからほぼ同じグリップでやってきております。

 

先日のブログに「ショットの後にキュー先が暴れるのが気に入らない」と書かせて頂きました。

全てのショットと言うわけではないですけれど、何だか美しくない。

もっとすーっと滑るように行かない物か・・・。

吴坤霖(Wu Kun-Lin ウー・クンリン)のようなストロークが綺麗だなーと。

www.youtube.com

吴坤霖もそうですが、台湾の選手にこのようなストロークが多いように思います。

 

いろいろ考えて、ストロークそのものと言うよりグリップを少し変えてみる事を考えたのです。

まあ、”ストローク”と一言で言っても、それは肩・肘・手首・指・グリップなどなど

様々な動きが組み合わさった集合体ですのでね。

それらの一つだけちょっといじって何が変わるかと言うような物ですけれど。

 

早速取り組んでみましたが、見た目では全然わからないと思います。

あくまで感覚的な物。

(あまりに個人的で、人それぞれの部分でありますので詳細は書きません)

それでも、違和感(マイナスイメージとしての)と言うよりは、今までと違った感覚で玉撞きが出来まして、いろいろと試してみるのもいいかなと。

 

ちょっとしたキュー出しの違いで、全くビリヤードが変わってきますよね。

シャカリキにキューを出して引いていたものが、半分ほどの力で引けてくる場面もあり。それどころか、ゆっくりスーッと出してあげた方が明らかに切れている感覚もありました。

さすがにロングドローをこの様なストロークでは無理でしたがw。

 

グリップ変更だけのせいではないと思いますけれど、今まで知らなかった感覚と言うか

”しっとり系”の入り口が何となくわかったような・・・。

 

グリップを変えてみようとしたら、予期せぬ所に効果が出てきたってお話でした。

 

こういう事をしっかり次回に繋げていければ良いのでしょうけど。