さてさて、world cupサッカーが始まりましたよ。
日本の初戦は19日のコロンビアですね。
岡崎がふくらはぎの故障で出場を断念するみたいですね。
一つ一つ全力で行くしかありません。
余力を残して後悔しないように、頑張れ。
先日、注文した旋盤が到着しました。
旋盤と言っても、金属を削ったり、キューそのものを制作するわけではありません。
目的はタップ交換。
しかも、タップを先角に接着した後の側面削りとR出しが目的ですからね。
今まで何回か自分でタップの付け替えをしておりますが、手作業で十分ではあります。
しかし、手でシャフトをグリグリ回しながらタップを削るのって、結構疲れます。
場合によっては先角まで削ってしまいますしね。
やはりそうやっているうちに、「シャフトが真っ直ぐに回ってくれさえすれば・・・」と思い始めるのです。
そろそろ、タップを変えたいなと思った時に、何か面倒くさくて腰が重いと言うのではねえ・・・。
そういう訳でnetで簡易旋盤を探して、注文したわけです。
届いたものを見てみますと、構造はごく単純。
単純ゆえにしっかりガッチリしていて、十分満足できるものでした。
(一箇所だけ、見ただけでこれはどう考えても弱いでしょというところがありまして、自分で改造しました。)
早速、この旋盤を使ってタップの交換をしてみました。
まずは古いタップを切り取って、先角の水平出し。
まだ、古いタップのカスが残っていますが、カッターナイフの刃を軽く当てるだけで
綺麗に取れていきます。↓
今回はkamui clear blackのM。
clearな座が付いているので、底面をこすって水平出しをする必要がありません。
そのまま、アロンアルファでペッタンコ。
別に急がないので、玉を撞きながらしっかり乾くのを待ちます。
いよいよ側面削りですが、旋盤を使ったタップの削り方はいくつも動画が出ているので
ここでは割愛。
↓こんな感じに仕上がりました。
実際にはこの後タップツールでRをもう少し調整しておりますけれど。
さて、この簡易旋盤を使ってみた感想をば。
①やはり早くて楽です。今回はアロンアルファがしっかり乾くまで10-15分位放置していましたが、この時間を除けばそれこそ20分位で付け替えが出来ます。
②回っているシャフトに沿わせてカッターナイフの刃を当てて、タップの元の方から削り取っていきますが、基本的に先角は全く傷つきません。
③動力として電動ドリルを使用していますので、本物の旋盤と比べると回転速度が遅いです(回転速度調整は出来ますけれど、限界あり)。そのため、R出しの時に、シャフトがちゃんと一周以上回ったのを確認しながら当てている刃を動かしていかないとRが歪んでしまいます。ゆっくり動かしていけば大丈夫。
④今回は手持ちのカッターナイフの刃を使っていますが、それでも十分出来ます。
でも、ちゃんとしたナイフ(ある程度刃の厚みがあった方がやりやすいかも)を買うかな。
後日追記)
あくまで”簡易”旋盤ですので、安価で購入できる物を使ってタップ交換をするというのが目的です。
しかし、これ以上の回転速度や精度が欲しいという事であるのであれば、小型の旋盤が良いかと。ネットで調べると、小型旋盤を見つけられます。