撞点が手玉の真ん中周辺の時に、時々「ムズムズ」します。
この「ムズムズ」と言うのは、自分の考えや意識をそのまま体の動きとして素直に出せない状態の時に起こります。
自分の中で葛藤があってどこかでブレーキがかかっているんです。
車でサイドブレーキを掛けたまま走り出しているようなものw。
撞点が中心でも、弱く撞けば先玉にあたった後の手玉はコロコロと前方へ転がります。
強めにパツンと撞くと、手玉はストップします。
手玉が回転せずラシャの上を滑っている状態で先玉まで到達するためです。
(先玉との距離が1poin位の想定で。)
まっすぐな玉であれば単純なんですが、
↓こんな、若干角度がついた先玉を入れて、ほぼ直角に横に出したいような配置。
自分が描いているイメージはこんな感じ。
手玉を真横に出して、若干⑤番へ左振りにしたい。
⑥番に出しやすくするためです。
一番単純なのは真ん中の撞点でパツンです。
そう撞けばそこへいく事をちゃんと頭では分かっているんです。
ただそれを信じきれていない自分がいるんです。
↓ちょっとちびるとコロコロと前に出てしまって、⑥番に出す時に右上コーナーをコンコンと回してこなければいけなくなってしまいます。それはそれでできなければいけない事ですけれど、これ位の配置ならサクサク行きたいですよね。
かと言って、強すぎると横に流れすぎてしまう。
こんな配置の時に、頭では真ん中撞点を考えているのに体が勝手に拒否してしまってちょっと下を撞いてしまう事に。
↓当然のごとく引けてしまって、アララ逆振りじゃ。
↓いっそのこと一度長クッションに入れてしまった方が良いんじゃないかとか思うのですがね。
このショットは、撞点さえ決めたら強さが命。それだけ。
信じて撞けばいいだけなんですけれど、過去のミスに引きずられているんでしょうね。
⑤番に寄ってしまって最悪になったことを体がいつまでも覚えている。
どうしても逃げてしまって撞点が下がる。
普通のショットは玉が動く距離は撞く強さによります。
強く撞けば遠くまで転がり、引ける距離も長い。
(厚い玉を撞く際の)真ん中の撞点って、強く撞いた方が止まって、弱く撞くと転がってしまう。
ちゃんと覚悟して信じて撞かなきゃいけません。
自分がどうしたいかと言う「意思」が必要です。
「気持ちが中途半端なら、玉も半端になるよね」
と言うお話です。