皆さんお早うございます。
今日が終われば、3連休ですね。
しばらくとびとびの連休が続きますが、家族でどこかへ出かけますか?
くれぐれも事故などに気をつけましょうね。
私はChris Mellingと言う選手のストロークが好きです。
テイクバックでのタメもしっかり作って、なし崩しにキューを出さない様に。
「引く・止まる・出す」としっかりテイクバックとショットを分けています。
おかげで撞き急ぐこともなくなり、リズムも出来上がってきました。
こうやってイメージをよくしてくれる人の真似をするって言うのも大事ですよね。
さて、通常のショットは今の調子で続けて行こうと思いますが、問題はブレイク。
ブレイクでもこの”タメ”を作った方が良いのではないかと時々やっては見るものの、
やはり慣れないせいかタイミングがバラバラになってしまいます。
本来、ストローク時のヘッドアップ(上がるだけでなく、動く事自体)する事は良くない事ですよね。
しかしブレイクの時だけは腕を振るスペースを確保するために上体を起こします。
どうもその「上体を起こす」「腕を振る」二つの動作を同時に行う事で余計に難しくなっている気がします。
それで、動きを分けて練習してみました。
先日、キューを引く→止める→上体を起こす→腕を振る
まずはロボットの様にカクカク🤖。
引いて、上げて、振る。
それをしばらく繰り返した後に、それぞれの動作を少し重ねてみます。
引き終わってから、タメる、上体を起こして行き、それに重ねて振り始めて行く。
どうしても腕を振り始める時には何らかの予備動作があった方が良さそうで、上体を先に起こし始めて後から腕がついていく感じ。そうする事で腕にシナリが出て来る気がします。
引いてタメる→起こしはじめて・・・ある程度まで起きたら→ブン!
脳内でののグリップの動くイメージとしては
↓こんな感じ。
これが良いかどうかは、しばらくやってみないと何とも分りません。
話は変わりますが、こんな動画を見ておりました。
Corey Deuel vs James Aranas
Corey Deuelと言えば9ballではソフトブレイクの第一人者(?)です。
ブレイクで、毎回同じ強さ同じ厚みに正確に手玉を①番に当てます。決して強いブレイクではありません(ソフトですので)。
それで毎回同じような配置を作ってしまうんですね。
この様なビリヤードはつまらないと言えばつまらないですけれど、
Deuelは苦し紛れにそんなことをしているわけではありません。
(彼なりに考えてそうした方がトラブルになりにくく、一番確実に取り切れると考えているのでしょう)
実力は確かな物です。
さて、そんなCorey Deuelが10ballのブレイクでも何やら考えていました。
「まーた、この人は省エネする事ばっかり考えてるし」
ほぼ真正面から100%の厚みで①番に当てています。
そうすると、2列目の二つがそれぞれサイドに向かうんですね。
これは私も知っておりました。強すぎると2列目はサイドを超えてきてしまうので、強すぎてもいけません。
ちょうど良い強さが必要なんですね。
ただ、驚いたのはDeuelは本当に100%の厚みに毎回当てていて、手玉は①番に弾かれて一直線に手前に戻っているんです(さすがに後半ちょっとずれますけれどね)。
どんだけ正確なんだよ・・・。
1ポイント延長したセンターショットでもポンポン入れられる力があればこれもできるのでしょうか。
対するJames Aranas(Dodong Diamond)は相変わらず、らくーに振ってこれもほぼ真正面に手玉を跳ね返して、押し回転で止めています。
私もこのブレイクに憧れているんですが、何しろこのスピードで正確な厚みに当てられないんです。
お互いに自分のブレイクの方法を確立してるんですね。
凄い世界ですよね、全く・・。
一度そんなレベルまで鍛えるのでさえ大変なのに、それを維持して行くと言うのも大変ですよね。
追記)
Corey Deuelと言えばチョークの付け方に特徴があったんです。キュー先をチョークに押し当てて、チョークは動かさずにキューの方をグリグリと回すやり方でした。
「あれは、チョークの穴がどんどん深くなるやつだ」とか「チョークを最後まで使えなさそう」とか思っていたのですがね。
この動画を見ると、いつの間にかみんなと同じでチョークの方を動かして付けていますね。いつから変えたんだろ。
きっと誰かに「穴深くなるからやめれ」と言われたに違いないw。