以下は、その辺のB級の妄想です。
なーんの裏付けもありません。
インパクトの時間、タップが手玉に接している時間と言うのはごくわずかです。
自分で測った事もないし、ハイスピードカメラを使って撮影して、コマ数を数える位しか思い着きません。
あるブログによると、実際にコマ数を数えたら14/1000秒であったと事でした
(1/1000秒のカメラ使用)。
また、Web cue'sでは
1/1000~1.5/1000秒であったとの事(1/8000秒のカメラ使用)。
もちろん撞いた人は違うでしょうし、カメラの性能も違いますので、この10倍の差をどのように解釈するか難しい所です。
どちらにせよ、1/100~1/1000秒と言うスケールの話という事です。
止まっている手玉に、前進する力と回転を掛けるために、その1/100~1/1000秒のわずかな時間でキュー(タップ)から手玉へ力を伝達しているわけです。
一度、手玉がタップから離れてしまえば、後はどうしようもありません。
あとは見守るのみで、いくら念じても手玉には何も影響を与えません。
インパクトは短い方が良いのか長い方が良いのかを考えた時に、テニスをやっていた感覚からすると、長い方が良いような気がします。
・・・いやいや。何が良いのさ。そもそも何が良くて何が悪い。一体何の話?
(以下テニスでのお話)
テニスで球持ちを長くする事の効果というのは、方向性だと思います。玉のコントロール。
ガットで玉をとらえている時間を長くして、自分の目指す方向へ玉を運んであげるんですね。
逆に方向はともかく、回転を多くかけたい時はゆっくりしたストロークでボールを運んでも多くの回転はかかりません。
玉に回転を多くかけるためには、瞬間的に速いスピードで玉をカットするんです。その場合、ガットが玉を捉えている時間は、比較的短い。
トッププレイヤーは、凄いスピンをかけてなおかつその玉をコントロールしてしまいます。
話をビリヤードに戻します。
(形は違いますが)道具を使って、玉に動きを与えると言う意味ではテニスもビリヤードも同じです。
そこで
①タップの接触時間を長くする事で、手玉の方向性が上がるのではないか
②逆に接触時間を短くスパッと切ることで切れが(玉の回転)良くなるのではないか
と想定してみました。
★くどいようですが、私の勝手な想像であって、事実と違う可能性大。
早い話が、手球をどうしたいかによって撞き方が当然変わって来ますよねと言うお話なんです。
全く同じ撞き方で、いろんな球種の玉が撞ける訳がない。
例えば先玉がポケット前で、狙いはともかく捻りで回したい。そんな時は、シャッと回転をかけて回転で玉を走らせる。
遠くて、微妙な狙いが必要な玉はキューを押し出す様に方向性を重視して撞く、なんて事はありますよね。
ただ、その間の(それらが混ざった中間の)撞き方というのも当然あって、捻りも乗ってしかも狙いもという事が出来るのが腕なんでしょう。
さて問題は、上に書いた1/1000秒と14/1000秒。
測り方の精度は違いますけれど、例え倍程度の違いだとしても凄い違いだと思いませんか。
接触時間の差が1/10とか1/5位というのであればそんなものかもしれないと思いますけれど、少なく考えても倍となったらこれは大きな違いです。
ただでさえ1/1000秒というレベルの話なんですが、もし撞き方によって倍も違うとなれば、手球に与える影響は大きそうですよね。
その様な撞き分けが一朝一夕でマスターできるというのなら(A classになってからでも遅くない)良いですが、もっと根本的な話だとしたら低classのうちから考えていかなければいけない様な気もします。
過去の記事で、「少なくとも私の今のキュー出しレベルだと、もう少しキューを長く出した方が切れる様な気がする」と何回か書いておりますが、上記の様なことを考えるとやはり私のレベルが低いんだなと思うんです。
本来であれば、キュー出しを短くスパッと撞く方が切れる。しかし私のレベルでは長めに出した方が、中途半端な短いヘタなキュー出しより切れてしまうと言う事なのでしょう。
そんな訳で、こう言う玉論議も人それぞれの立ち位置で意味合いというか解釈の仕方が全く違ってきますよね。
そもそもこの話が合っているのかお門違いなのかもわからんちんw。
ただの妄想でした。