ビリヤードで筋肉痛

ビリヤードにはまった中年男の奮闘記 時々車の事も。

ショットスピード

皆さんお早うございます。

台風24号が日本縦断する⁉️

もういい加減にして欲しいですね。

21号のあと片付けがまだ終わってないうちからまたこれかい。

温暖化のせいでこれから毎年こんな感じになっていくのでしょうか。

 

マチュアビリヤードプレイヤーの憧れ。

プロのような引き玉や、グインと押しがかかるアクション。

憧れてそれを練習するのは良いんです。

私も(今でもそうですが)ある程度はちゃんと押し引きできる様に、あわよくばもっとと練習する事はあります。

 

ただねえ、それが必要な場面はそうそうないですよね。

落ち着いて考えたらそう言う練習より、ちゃんと入れて、クッションを使ってしかるべきところに出すと言う、地味な玉の方がよっぽど大事です。

見てて楽しい、人を引き込む様な玉と言うのはありますが、それができるのは上級者であって、私たちがBC級が目指すところではないと思うのです。

地味なことさえ満足にできずに、失敗を繰り返し、たまーにまぐれでスーパーショットを入れたところで誰も褒めてくれません。

相手にとってみれば、交通事故みたいなもので、そんなのは見ていればまぐれだとバレバレです。

「どうせ次でミスるでしょう」と安心しています。

 

少しでも上手くなろうとした時にまずは何をすれば良いのかと考えた時に、やっぱり地味な玉、セオリーどおりの取り方だと思うのです。

練習するべき順番と言うものがありますよね。

 

今のうちにやっておかないと後で苦労すると言われているハードショット。

ハードに撞くことに慣れていないと、上達してからもキュースピードが出せないと。

理屈はよく分かりますが、逆も然り。

弱く撞く事も練習が必要です。

大は小を兼ねるとは言いますが、本当にそうですか?

いつでも弱く撞く事が出来ると思ったら大間違い。

 

車に例えて見たら、マニュアルミッションとCVT(無段階変速機)みたいなものでしょうか。撞く強さがマニュアル車みたいに、強、中、弱みたいな3-4段階くらいしかない人と、CVTみたいに無段階で強さを変えられる人とでは、どちらが良いでしょうか。

 

弱く撞けばまた違った世界があるんですよね。

ただ弱く撞けば良いと言うものじゃない。

弱いなりのキュー切れが必要だし、撞く強さに応じた玉の走り方に慣れないといけないんです。

 

強く撞く練習、弱く撞く練習。

どちらもないがしろにはできません。

派手さだけを求めるのではなく、渋さも求めなけりゃ。

 

結局は、撞いている本人が何を求めているかですよね。

やりたいことをすればいいんだけれど、マスワリしていくには・・・・考えりゃわかりますよね。

そもそもスーパーショットしなけりゃいけない配置(ブレイク後は仕方ありませんが)にしてしまうのは下手なせいもありますしね。