以前、このようなお話を書きました。
こんな事考えていないでトットと練習しろ!と言われそうではありますが、
それでも、知らないよりは知ってた方が良いと思えるものです。
この方法は、他にもいろいろと応用が利くようです。
上図の様にクッションに向ってランニングスピンを掛けて撞いた時に右下コーナーに向う様なポイントp1を探します。
そのp1に向うラインをどんどん延長して、部屋の壁などに当たったところをP1(大文字と小文字で区別しておりますが分りにくいですね。色も付けますね。)とします。
その壁のP1に向けて、ランニングスピンを掛けて撞けば手玉がどこにあろうが3クッションして右下コーナーへ向かうと言う事でした。
これを使うと、右下コーナーにあるような玉を間接的に狙う事が出来るわけです。
さて、目標がコーナーばかりでなく、例えば下図の様に1ポイント離れた②番や③番に当てたい時はどうするかと言うお話です。
②番に当てたい時は、基準のクッション際のp1から1ポイント離れたクッション上にp2を想定します。
そのp2へのラインを延長して、壁に当たった新しいポイントをP2とします。
そのP2に向けてランニングスピンを掛けて撞けば、手玉がどこにあろうが(限度はありますが)②番に向うと。
同様にP3に向って撞けば③番に当たるという事らしいです。
目標である壁際のP1・P2・P3に向って撞く限り、手玉の位置は関係ないのですね。
まずは、基本になるp1とP1を見つけておけば、そのポイントからある程度の範囲の先玉を狙えるという事です。
追記)
やってみると、ランニングスピンが意外と難しいです。
スピンを掛けすぎるとp1は右上コーナーに寄っていくようです。
(それでも同じ程度のスピンを掛けて撞けば良いのですけれど。)
そのため、スピンや撞く強さで上記のラインが違ってきます。
皆さんもご自分で撞きやすい捻り具合で”統一して”やってみて下さい。