先日の男旅の帰り道で、supraが故障してしまったお話は二回に分けて投稿しました。
まーだ車が帰って来ないんですよねー。
実はこの一連の出来事で、ブログに書いていない事があるんです。
それはsupraの車高(正確には違うんですが)に関係しているんです。
上の記事で、電話で対応してくれたお姉さんが「お車ですが、何か改造をされていますでしょうか？」と質問をした意味が何となく分かりましたよ。
それは、手配するレッカー車の種類を検討しているのではないかと。
私のsupraは改造（改造と言うより、手を入れていると言いたい）を多数しておりますが、ちゃんと車検に通る範囲内での手入れです。
車高も下げてはおりません。
世の中には車高が低い方が恰好が良いと考える方々がいらっしゃいます。
そういう方が、自分の車をその様にいじる事に対しては全然問題ないと思います。
でも私はあまり車高を下げるのはカッコ良いと思えないんですね。
なので車高調と言われる様なサスは入れておりません。
supraはその点ちょっと難しく、ただでさえ鼻づらが長いので車高を下げなくても、場合によってはフロントスポイラーを擦る事があります。
道路沿いのコンビニ等に入る時に、歩道を跨いで店前の駐車場に入ります。その歩道が道路に対して大分高くなっていたり、駐車場自体が道路に対して斜めにせり上がっていたり。
その様な場所では、私のsupraは直角に侵入するとえらい事（これ方言？）になります。
初代supraの時から何度かそれを経験しておりますので、今ではもう反射的に斜めに入る癖がついております。
家の車庫の入り口も、その事を設計士に伝えた上で角度を調整したのですが（水が車庫内に入らないように、車庫の方が道路より少し高いです。そのために入口が少し斜めになっている）、それでも擦ります。
現場を見た時に私もこの位なら大丈夫だろうと思ったのですが、始めて車を入れた時の設計士さんの顔を今でも思い出します。
それで、毎日斜めに出し入れですw。
前置きが長くなりましたが、保険の受付の女性は恐らくは通常のレッカー車に乗せる事が出来るかどうか、もしくは特別なレッカー車の手配が必要かの判断が必要だったのですね。
結局、↓こういうタイプの物が来たんです。
(参考写真 現物ではございません）
実車は、もう一段板が出てきて傾斜が緩やかになりました。
ワイヤーで牽引部につなげてウインチで台の上に引き上げるのですが、
そのワイヤーが微妙にフロントスポイラーに干渉してしまいます。
無理に引き上げると、スポイラーが割れてしまう。
そんなことは、ドライバーさんも承知で間に物を挟んだり、ワイヤーを踏みつけてスポイラーに当たらないように気をつけながら積み込んでくれました。
その後は、ご丁寧に私と息子を途中まで送り届けてもくれたのです。
私たちを送り届けた後、車屋さんまでドライバーさんが届けてくれました。
ただ、その夜ドライバーさんから電話があり「すみません。supraを降ろす時にスポイラーを割ってしまいました。弁償しますので後で連絡を下さい。」との事。
私としては、丁寧に対応していただいて途中まで送ってもくれて感謝しておりました。
その人を責める気にもなれず「大丈夫ですよ。こちらで直しますので、心配しないでください。」と言っておきました。
だって、誠意で色々やってくれた結果ですのし、いちいち弁償してたら赤字でしょうに。夜間の作業で一部不注意はあったのでしょうが。
本来は↓このような「フルフラット」というタイプの物が望ましかったんですね。
これなら、車高の低いスポーツカーでも大丈夫なんです。
さてsupraは夏に車検を通したばかりですが、その後色々と不具合が見つかりました。
ラジエターホースが劣化して水が漏れている様で不凍液がこびりついている。ラジエターそのものもちょっと危ない様だと。
ラジエター水を循環させるウォーターポンプが弱い。走行距離的にそろそろタイミングベルトも交換した方が良い(過去に一度交換済み)。特にラジエター周りを外すから、ついでに交換しておいたらどうかーとの事。
何やら費用がかさみそうな話になってきました。これは車屋さんのというよりディーラーが言うことらしいのですが、どうも怪しい臭いがする。
足元を見らているのではないかと。
最終的には、壊れてしまったら即困るもの(現実には実際に漏れているホースとポンプと色々バラしたついでにタイミングベルト)だけ交換していただくことになりました。
穴が開いているかどうかも分からんラジエター交換に6-7万も払えませんわい。
そちらは今後サブタンクの水が減ってくる様ならお願いしますーと言っておきました。
16年も同じ車に乗っていると、そろそろ部品が順番に劣化していって、交換が必要になってきます。
後は、その車に対するこだわりと費用の関係です。
あまり維持費用がかさむ様なら買い換える事も考えなければいけません。
古い車を乗ると言うことはこう言う事ですよね。
それを乗り越えていく愛着があるかどうか。
