ビリヤードで筋肉痛

ビリヤードにはまった中年男の奮闘記 時々車の事も。

Breakあれこれ


2 2マス13

break後に玉の散り具合を見ていましてね、手玉が上の短側に行って①番が下に残っていたりするとガッカリします。

 

取り出しの①番。

良く入れていますが、次の玉への出しが曖昧な玉って困りますよね。

曖昧と言うより分からないというのが本音。

「あっちの方向へ行くだろうけれど、⑧に当たるのか当たらないのか。当たったらどうなるのか全然分からない。」

もうね、考えたって分かるわけないので、撞いてみて出たところで考えるしかありませんw。

②→④ 止め

④→⑥ 左下弱く撞いて少し出すだけ。左振りにさえしておけば⑦には出せそう。

⑥→⑦ 押して・・・おおnice。少し振りがあるのが最高です。

⑦→⑧ 左上撞いてOK

⑧→⑨ 左下でパツン

⑨ OK

①番以外は割と安心して見ていられるラックでした。

取り出し①番は次は入る気がしません。

うん、無理。

 

 

私は物理選択ではありませんが、高校の時に物理は一応やりました。

その時に、

K=1/2mv2(2乗)

と言うのを習った記憶があります。

重さm kgの物体が持つ「運動エネルギー(J:ジュール)は重さに比例し、その物体が動く速さvの2乗に比例する。」と言うやつです。

 

breakの時には、より大きな運動エネルギーで手玉をキューでぶっ叩けば良いという事です。

重さ16〜23オンス(約450〜650グラム)のキューの運動エネルギーはキューの重さと速度の2乗に比例する。

 

そんなわけで、

1.同じ速度でキューを振るのであれば重いキューの方が良い。

2.同じ重さのキューを振るのであれば早く振る方が良い。

3.重さと速度ならば、速度を変えた方が運動エネルギーは増えやすい。

こういうことが言えそうだと。

 

breakの話に関連して、この物理の公式が話題になる事があります。

この公式は物理的に正しいわけですが、

 

1.同じ速度でキューを振るのであれば重いキューの方が良い。

600gのキューを30km/hrで振ると 600x30x30=540000

650gのキューを30km/hrで振ると 650x30x30=585000

 (本来の単位は kgとm/sですが、比較するだけですので無視しています)

 

2.同じ重さのキューを振るのであれば早く振る方が良い。

600gのキューを30km/hrで振ると 600x30x30=540000

600gのキューを32km/hrで振ると 600x32x32=614400

 

3.重さと速度ならば、速度を変えた方が運動エネルギー増えやすい(2乗だから)。

これが問題で、確かに速度を早くできればエネルギーは増える。

しかし重さと速度、「どちらを上げやすいか」と言われれば・・わからん。

 

キューの重さを650g  振る速度を30km/hrとします。

その時のエネルギーと同じエネルギーを出すためには600gのキューを31.22km/hrで振れば良い。

キューの重さを650g  振る速度を40km/hrとします。

それは600gのキューを41.63km/hrで振るのと同じエネルギー

 

600gを650gにするには50gのウェイトをつけるだけですが、キュースピードを1kmちょい上げるのにどれだけ苦労しているか。

特に自分の限界域での1kmって・・・無理。

 

こんなことを考えていたら、私が望んでいるのは「運動エネルギーの増加」ではなく、ただの「キュースピード」なんだと言うことが分かってきましたw。

 

ちょっと物理学を学んだだけの頭であれこれ考えても無駄ってもんです。

ただ、最近自分の感覚でなんとなく感じていることがあります。

それは、「キューで手玉を叩こう(押し込もう?)としない方が良い」と言う事。

 

説明が難しいのですが、

例えば、ゲームセンターにあるようなパンチングマシン。

↓こう言う奴ですな。

f:id:supragogo:20200205111852p:plain
https://www.hiroiro.com/image/18449.html さんから拝借。)

女の子のただものじゃない感じが伝わってくる写真ですね。

 

素人としては、どうしてもbagを力一杯殴ろうとして力むし、bagを拳で押し込みますよね。私も学生の頃これをやったことがありましたが、いいところを見せようと馬鹿みたいに力んで手首を痛めましたw。

この機械に出てくる数値も単位がたしかkgだったと思います。

何しろ思いっきり体重を乗せてぶっ叩くイメージです。

それと同じで、breakも体重を乗せてキューを振ると言うイメージがあるんですが、実はそれがいけないんじゃなかろうかと。

たかだか600gのキューを振るのに体重を乗せる必要はないのではないか。

手玉の重さも170gそこそこですので、なにも70数kgの体重を乗せなくても十分にすっ飛んでいくはず。

 

それよりも何しろ腕を早く振る事に集中するべきではないかと思い始めました。

腕を振ればキューは勝手についてくるし、加速したキューは放っておいても(振る方向さえ間違えなければ)手玉に当たりますしね。

インパクトの瞬間にも力まずにキューの重さに任せてしまった方が結果としてスピードが出ているように感じているこの頃です。

 

「キューを重くするより、早く振った方がエネルギーは増える」と言うのは本当でしょう。しかしこれは私にとって何の役にもたたない情報です。

「40km/hrのbreakをするにはどうしたらよいか」と言う私にとって、エネルギーはあくまで結果なんです。

 

結局、上腕の動き(肩の動き)と前腕の動き(肘の動き)とスナップ(手首や指の動き)のタイミングなんだろうなと思うのです。

もう一つ感じるのは、本気で振っているかと言うこと。どうも、自分のキューの振り方がデフォルトになっていて、早く振るイメージができていない感じ。

 

追記)

こう書いていますが、普段は私のbreakは結果を重視した撞き方になっております。

でもねえ、本当は出来るかもしれないのにやろうとしないというのと、出来ないからやらないというのは違うんですよね。

追記2)

場合によってはキューを軽くしたらもっと速度が上がるかもしれないとも考えています。

追記3)

朝、記事をupしてからしばらく、文字が真っ黒で分かりにくくなっており、すみませんでした。このブログ、コピペしたところの色がおかしくなっちゃうんですよね。