BDさんの2/29の記事で「スピードプール」と言うゲームを知りました。
主なルールは以下
「エニーボール。⑧番を最後に入れる
「動いている手球は撞いてはいけない」(的球は動いていてもOK)
「ファウルをすると10秒ペナルティがあり(ブレイクでのファウルは5秒)」
「⑧番を途中でポケットしたり、8番インスクラッチをするとそのフレームが無効になる」
これは面白そうだなとやってみたわけですが、これがなかなか難しいです。
何しろ忙しい。
えーと最後を⑧番にするのは無視。
それと、トライアングルラックにしてます(シートだと邪魔になりそうなので)。
数ゲームやってみて分かってきたことがあります
・breakはあまり強く撞かない。
ボウラードと同じように、広げすぎると手玉を回さざるを得なくなるので時間がかかってしまいます。近場でパツパツ行きましょうかね。
もう一つ。これもボウラードと同じようにbreakは押しで撞く。break後に手玉が手前に弾かれてコロコロと転がっている時間が非常にいらいらするんです。押しでラックに当ててすぐに止めたほうが良さそうです。
・クッションを使うのは最低限に。
直出しが基本。手玉を走らせると止まるまでに時間がかかりますので、最小限の動きで取っていくのが良い。そのため撞く強さも考えないとね。もちろん動かさなければ取れない玉もありますけれど。
・手玉さえ停止すればその他的玉が動いていても撞いて良い。
通常の9ballや10ballに慣れていますので、ついついすべての玉が止まるまで待ってしまいます。それだと大幅な時間ロスとなりますので、手玉の動きだけに集中すべし。
・撞いたら、次のポジションへさっさと動く。
早撞きの方はもともとそう言う動きをしますが、ぼーっと見ている暇があったらとっとと動きましょう。
・迷わない。
どれにしようかな・・・。迷っている暇はない。
シャカシャカしているうちに撞けるでしょ。
・チョークは最低限でOK
いちいち付けている暇ありません。そもそも捻ったりしていると手玉がいつまでも止まらないので、正中近くの撞点で行きますよ。
・同じ側のポケットに入れられるのであればそちらを優先。
向かい合ったポケットに交互に入れていると、移動が大変。
入れられる玉があるうちは出来るだけ移動が少ないにこしたことはありません。
・追記)そうそうエクステンションを最初から付けておくのも良いかもしれません。
今のところはこんな印象です。
何しろ中年のおっさんにはなかなか良い運動になりましたよ。
あちこち走り回って息切れするくらいです。(だからうまいことズルして取りきる作戦を考えたんですけれど)
もう一つの効果と言うのがありまして。
通常の9ball,10ballでは先球の厚みを見定めてそこに向かってアドレスを取って、ブリッジを・・・と丁寧に行きますよね。
このスピードプールではそんなことをしている暇はありません。
なので厚みも「感覚」なんです。
そうやって撞いているうちに、「感覚で厚みを見る」と言うのを今までも(ある条件下で)やっていることに気が付きました。
それは、9ballなどを撞いていてミスった後なんですね。
良く私が「ミスをした後の方がプレッシャーから解放されるためか、楽に撞ける」と言うのを何回か書いていると思うんですが、まさにこれだとピンと来たんです。
これもどこかで読んだ事なのですが、「厚みにあれこれ悩むよりも、がむしゃらに撞くのも良い(らしい)。」と言う事。
なるほどね。
こういう事なのか。
もちろん角度を読んで、見定めて、丁寧に撞いていくことも必要でしょうけれど、厚みに対する感覚を鍛えるという意味では、このスピードプールみたいにパッとみて瞬時に厚みを決めて迷わずに撞くと言うのも一つの訓練だなと。
そんなわけで、これからも練習に取り入れてみようかなと思った次第です。