ビリヤードで筋肉痛

ビリヤードにはまった中年男の奮闘記 時々車の事も。

ブレイクのブリッジ事情

 皆さんおはようございます。

また今日は寒いですねえ。

 

皆さんはブレイクのブリッジってどうしていますか?

9ballはサイドブレイクであればほとんどの方がレールブリッジでしょうかね。

10ballは平撞きでやる人が多いでしょうから、普通のスタンダードブリッジ。

たまに、オープンブリッジで10ballブレイクする人がいらっしゃいますな。

 

私は、10ballはスタンダードブリッジ。

9ballはスタンダードブリッジ>レールブリッジです。

 

早い話がレールブリッジが苦手。

ブランク前は、レールの上でスタンダードブリッジを組んでブレイクしておりましたよ。

その頃は、手玉の安定だとか、ブレイク後の配置を作るなんて事を考えてもおりませんでした。もちろん、キューに角度が付いていると、手玉がジャンプして場外しやすくなるなどという事も知りません。場外しようが”運任せ”だったわけです。

今のようにラックシートも無く、手組みの時代でしたので、何しろ強く割る事が先決でだったのです。強く撞きやすい方法が、私に取っては「レールの上のスタンダードブリッジ」でした。

(私が大学生で、テニスでも最も油が乗っていた時代です。有り余る体力でブレイクしておりましたが、今と比べてどうだったのでしょうかw。今となっては比べる術がないw。)

 

さて時が過ぎ、十数年後にビリヤードを再開したのですが、

今度はやみくもにやるのでは無く、いろいろと調べながら始めました。

周りに教えを乞う人もいませんので、多くはネットと動画ですけれど。

 

その中で、ブレイクのキュー出しは可能な限り水平に近い方が良いと言うことを学びました。

ブレイクのキュースピードでキューに角度が付いていると、容易に手玉がジャンプしてしまって、場外したり手玉の安定に欠けるのだと。

また当然ではありますが、そうやってジャンプした手玉が、ジャンプのどの段階で手玉に当るかによって、その後の手玉のはね方が変わってきます。

レール上でスタンダードブリッジを組むと、最低でも親指の分だけ高くなりますので、その分キューに角度が付いてしまいます。

そんなわけで、嫌々レールブリッジをし始めたわけですが、最初は違和感が。

おまけに何ともタイミングが取りにくくなってしまったのです。

まあ何事も慣れでして、徐々にましにはなってきましたが。

 

さて、10ballのブレイクでは、ある程度わざと手玉を弾ませる様にしております。

手玉を弾ませて、散らばったラックからの球にはじかれるのを防ごうと言うのが理由です。

理想としては手玉がラックに当った後、手前方向にジャンプしながら跳ね返って来る。

その手玉に押し回転をかけることで、着地した手玉がその場付近に留まってくれる。

 

全く完成には程遠いですけれど、雰囲気が大分出てきました。

何しろ10ballブレイクは「厚みが命」。

厚みがちょっとでもずれると、ジャンプした手玉はその方向へ飛び跳ねます。

私の場合は、ずれるときにはほとんどが右方向へ。

きっとコジリ癖なのでしょうね。

そのため10ball ブレイクをする際は、子供達がそばにいる時はその方向にあるソファーから避難させますw。

(そうすると場外しても手玉をソファーが受けてくれる)

 

日頃から、肩慣らしにやっているボウラードの時にも、ソフトブレイクでは無く10ball様のブレイクの練習をしますので、こちらの方がよりやりやすいと感じています。

 

最近考えているのは、9bal、10ball両方のブレイクを同じように出来ないかと言うことです。それぞれ別々のブレイクとして練習するのが面倒くさいw。

レールブリッジが苦手という事も関係しますが、9ballのブレイクも右サイドから平撞きをするようにしています。

レールブレイクの時より少し内側にボールを置く事になりますが(そうしないとキューが立ってしまうので。シュートラインがちょうどコーナーに来る位です。)、ブレイクの結果としてはレールブレイクと比べてもあまり変わらないようです。

 

ただ、問題が一つ。

左右のスイッチが今の所出来ないんですよね。

左のレール際から平撞きをしようとすると、クッションがジャマでスタンダードブリッジを組むには右側と比べて大分内側に手玉を置かないといけません。

なので、左からブレイクする際はレールブリッジです・・・。

 

自分であれやこれや試行錯誤する事は何だか遠回りな気がしますが、

誰かに言われて理由も分らずに続けているよりも、自分で考えながらブレイクを作っていくと言うのも面白いですよ。

「何故そうする」と言うのがちゃんと分っていますからね。

 

目指すのは「自分のブレイク」です。

 

追記

理由は分からなくてもこうやると上手く行くって言うこともよくある事。それはそれで逃さないようにモノに出来れば良いですね。理由は後付けでも良いですのでね。