続き
取りあえず、supraは仮置き場に運ばれて行きました。
そこへ、車屋さんが到着し「あ~やっちまったねえ・・・」
ところで、かなり雨が降っていたとはいえ、なぜいきなりスピンしたかって事なんですけれどね。
1.リヤタイヤが片減りしていた
外側から見てもわからないんです。屈んでみると内側2/3程まで結構ツルツルでした。インチアップの弊害か、もしくはアライメントが狂っていたか。
3.急加速ではないものの加速中
こんな理由だと思われました。
後続車がいなくて幸いでした。
さて、私は職場に向かいましたが、さすがに「大丈夫か?」と言われまくり。
中には「高速で事故っていたのはお前か!どこかで見た車だと思った。」とも。
事故現場を通った人もいたらしいw。
仕事は他の方々が進めてくれており、助かりました。
さて、私は事故を起こしたショックでというか、アドレナリンが出まくっておりました。そこに加えて「あれは廃車だろうな」と言うのもありまして、昼頃にはもう次の車をどうするか、と上司と”ベストカー”を開いていましたよw。
コノハクジョウモン・・
夕に、車屋さんから電話がかかってきまして
「あれねえ。治るよ。」
「へ?」
「治ると思うよ。お金かかるけど。」
「あーそうですか。じゃあ、お願いします。」
二つ返事で修理をお願いしました。
こんな事を書いていて、私はとんでもないお金持ちだと思われても困ります。
お金の出所は・・・保険屋さん♪♪
実は、任意保険では「対人無制限・対物無制限」に加えて「車両保険」にも入っていたのが幸いでした。
もちろんその後の保険料が上がってしまうのは仕方ない事ではありますが、
「今保険を使わずにいつ使うのだ」って感じ。
もう、「限度額いっぱいまで存分に修理してください」とお願いしましたとも。
それからまた3-4か月でしょうかね。
車屋さんからいろんな代車を借りながら通勤し、ほぼ毎日と言う位、仕事帰りに工場に通いました。
職種の違う人たちが働くのを見るのって楽しいですよね。
また、その対象が自分の車なんですから。
工場の人たちは「まーた来てる」って感じでしたが、お互い車好きなのもあって、
すぐに仲良くなってしまいました。
最後の方なんて、ビールの差し入れしたり、社長とみんなで仕事帰りに夕飯食いに行ったりしていましたからね。
工場の中で、ひしゃげたsupraが徐々に再生していく様を見ていて本当に楽しかった。
納車してから数年たっておりましたが、今回は修理+納車時の作業を全てやり直したわけです。
修理のついでに内装を全て「カーボン調塗装」してもらう事に。
”水圧転写加工”と言う方法で、メーター周りやドアノブ・シフトノブ周りなど、ほぼすべてのパーツをカーボン調に。
傷んだホイールも交換(もう製造されていなかったので、別物に)。
そんなこんなで、ますます私だけのsupraに変身していったわけでございます。
この事故・修理を経験しまして、私のsupraは傷物になりはしましたが、
走りには全く影響なく、それ以降は無事故で現在に至ります。
現在17年目、150000km 機関良好で元気に走ります。
昨年、全塗装しなおしましたので外装もピカピカですしね。
この車を息子が乗り継ぎたいと言い出しましてね。
それも面白いんですけれどね。
まあ、相談しよ?
追記)
この事故では、車の修理費用の他に高速道路の分離帯のガードレールを傷つけていますので、その修理費も必要でした。
高速道路用のガードレールは一般の道路用と比べて強度が高いらしく、その分お値段も・・・。
しかし、それらは全て保険でまかなうことが出来ました。
他の車を巻き込む事が無く、怪我人もいなかったのが本当に幸いでした。
皆さん、任意保険では「対人無制限・対物無制限」をお勧めしますよ。
(注:私の仕事は保険屋さんではありません)
ああ、その前に安全運転をお勧めしなければいけないんだったw。