ビリヤードで筋肉痛

ビリヤードにはまった中年男の奮闘記 時々車の事も。

Digicueを撞いてみた

皆さんおはようございます。

 

昨日、Digicueが着きましたよ。

じゃじゃん♪

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こんな小さなチップが入っておりまして。

こんな物でストロークの解析とBluetooth接続が出来るんですねえ。

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キュー尻に付けるためのキャップ。

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その中に、チップを仕込みまして、

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キュー尻にはめ込むわけです。

 

i phoneのアプリをダウンロードしたら、Bluetooth接続は簡単に出来ました。

”ボタンを2回押して下さい”と表示が出ますが、ゆっくり2回ではダメみたい。

チャッチャッと連続で押すとすぐ反応します。

 

さてさて、今朝は朝練で撞いてみました。

私のストロークはいかに!!

 

Digicueはストロークの分析する項目毎に精度の設定が出来ます。

その精度設定の限界を超えると、ブルブルって反応するんですね。

一定時間、ショットしないと自動的に電源が切れます。

このDigicueは二世代目でして、一世代目の不都合が改善されているようです。

(一世代目は悪いショットの時だけ震えて良いショットの時は震えないので、

 電源が切れているのかショットが良かったのか分かりにくかったのだとか)

そういうわけで、良いショットの時に一回ブルッ、ミスショットの時はブルブルッと二回震えるように設定できるようになっています。

 

さて、結果は↓

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まあねえ、おおむね想像した通りでした。

(グラフはおよそ1.5時間ほど撞いたショットの統計です。

 1がだめで10は良いという事になります。)

 

一番知りたかった分析項目は”まっすぐさ”と”コジリ”でしたが、

まあ、こんなもんでしょうかねw。

自分で自覚していた左コジリ、やはりこじるとしたらほぼ左ですね。

”後ろ溜め”はちゃんと溜めないとブルブルうるさいので、強制的に止めていましたのでこんなもんでしょう。

 

”ジャブ”(手玉を撞いてからキューを引き戻す様な動き)の癖はほとんどありません。

 

”フィニッシュ”も体が一定時間止まらないとブルブル・・・。

これに関しては、しっかり止まることが推奨されているのでしょうけれど、ショットの度に2秒も(2秒って結構長い)止まっていたら、私寝てしまう・・w。

設定を短くしちゃおう。

 

”フォロースルー”は、設定が オフ・しばき・パンチ・スムース・最高 と段階があって、”しばき”にしているのにこの結果。

コメントを見ると、「フォロースルーはインパクト中とインパクト後のスムースさと加速を、1点から10点で表します。低いスコアは急にキューを止めている、急な減速を伴う叩く様な撞き方です。高いスコアは、きれいに手玉を押し出すような、スムースに加速するショットです。途中略・・・

良い加速と、フロースルーの長さを物理的に短くすることで高いスコアを取る事が出来ます。」

 

インパクトしてから、スムースに加速させ、かつフォロースルーは短くしろ?

しかも急な減速をさせてはいけない・・・?

いったいどうしろって言うんだよ。言っていることが良くわからんw。

(上級者はこれ読んで分るのかなあ。)

 

せいぜい2時間程の練習でしたが、Digicueを使ってみた感想としては

1.作りや機能に関してはしっかりしている印象。

 測定しようとしている項目はちゃんと測定できている様子です。

 

2.設定の項目がたくさんあるため、その内の一つでも引っかかるとブルブルします。

そのため、ブルブルした時にいちいちスマホの画面を見ないと、どの項目で引っかかったのかが分からない。

”真っ直ぐさ”だけとか、”コジリ”だけとか、自分が重点的にチェックしたい1-2項目だけ残して、後はoffにしてしまった方が効率は良い。(それでも各項目の履歴が残るのかは不明。やってみます。)

 

3.Digicueが付いている事でかえってショットがバラバラに。

”後ろ溜め”とか”フィニッシュ”のために自分のリズムがムチャクチャになってしまう感じ。これも、「今後、自分のショットをそのようにしたい」と言うのでなければoffの方が良い気がする。特に”フィニッシュ”は1.5秒と設定したら、ショットして1.5秒静止後しばらくしてブルブル判定。一撞き毎に判定を待っていられない。

これは私の性格も関係しているかもね。

 

4.この二世代目Digicueはショット成功で一回ブルッ、失敗で二回ブルブルします。

確かに成功を教えてくれないと、電源が切れているのとの判別がつきません。

しかし、実際に2時間程撞いておりますと、イライラしてきます。

いちいちブル、ブルブル。それで途中で失敗時のみに変えてしまいましたよ。

 

5.Digicueを着けた状態だと、やはり”床ドン”するとだいぶ悪影響がありそう。ドンどころか、移動の時にキュー尻を杖代わりにトンと床に置くだけでも。

(実際はそんなにヤワではないかもしれないけれど、壊れたらねえ・・)

そのためDigicueをキューに着けているとかなり気を使います。

それが煩わしい。

 

6.キュー尻から外しにくい。ゴムで滑りにくいため、かなり手間かかります。

何回も脱着を繰り返すと、キャップのゴムが伸びたり裂けたりする可能性あり。

キャップは別売で購入できるかどうかは問い合わせておりますが、返事待ち。

 

と言う訳で、

これからDigicueをどのように活用していくかのまとめ。

・何かしらの項目をチェックしたい時だけ着ける。

もしくは、セカンドキューにDigicueをはめっぱなしにして、ストロークをチェックしたい時はそちらを使うようにした方が良いかもしれない(私はこれを書きながら、そうしようと決めました)。

項目は出来るだけ重要項目一つ二つに絞った方が良い。

 

機能・性能は素晴らしいし画期的だと思います。

後は使い手がどのように工夫しながら使うかですね。

 

また、しばらく使ってみたら感想をご報告しまーす。

 

追記)

このDigicueのセットには、キャップが二本入っています。

細い物と太い物。通常のキューなら太い物を使います。

上でも書かせて頂きましたが、どの位持つかは分りませんが、

裂けたり伸びたりする事が予想されます。

どうせなら太いキャップ2本とか、選択できれば良いのにねえ。

細い物持ってても使うことありませんのでね(まるっきり無駄です)。

もしくはキャップだけ別売の単品にしてくれれば良いのにと思うのは私だけ?