ビリヤードで筋肉痛

ビリヤードにはまった中年男の奮闘記 時々車の事も。

敬意

皆さんおはようございます。

 

先日、この動画を観ていました。

2014にupされている物ですので、何回か見たことはありました。

www.youtube.com

これ、観ているだけなら何となく自分でも出来そうな気がしてきませんか。

そのため、コメントを見ると好き放題書かれていますねw。

実際、平場のそこらの台で撞いたらAクラスならそこそこの結果が出せるんじゃないでしょうか。

 

ただ、想像してみましょう。

1.世界チャンピオンとしての立場

2.動画で撮られている

3.かなりの渋台

この条件ですよ。

難しいと思いますよ。

私ならこの条件でセンターショット5つの内、3つ入れられるかわからん。

 

「世界チャンピオンならこんなの出来て当たり前」って言う目で見られますし、

ご本人もいつもそう言うプレッシャーを感じながら撞いているのでしょうねー。

私には、想像しようとしてみても想像出来ません。

どの分野でも世界一になった経験がありませんのでねw。

 

野球やサッカーなど観戦していて良く感じる事なんですけれど。

周りがねムチャクチャな事言いますでしょう?

(まあ、私もその一人なんですけれどね)

例えばサッカーのワールドカップの日本代表のゲームに関して、

「どうしてそこでシュート打たないんだ!」

「もっと走れよ!なにそんなところでさぼってんだ!」とかね。

 

その多くは、「勝って欲しい」と言う気持ちから出る言葉ですよね。

あとちょっとのチャンスをものにできなくてもどかしい。

何とかしてほしい。

自分をその選手に投影というか、なりきったつもりで観戦しているのです。

そういうのは理解できますけれど、実は全然なりきれていないんですよ。

当たり前ですけれど、観戦している私たちは疲れもせず、息切れもせず、

喉も乾かず、ただただ選手達が汗だくになって走り回っているのを観ているだけ。

「あなたなら出来るはず!」ってねw。

 

自分ではスポーツらしいことは何一つ経験がないくせに、

言う事だけは一人前な人っていますでしょ?

解説者にでもなったかのように。

その点、自分でスポーツを経験している人はまだましです。

苦しさとか大変さが分っていますからね。

 

日本代表のプレッシャーとなったら、それこそ経験者しかわからないでしょう。

ある程度想像はできるけれども、それは単なる想像でね。

試合に負けても、私達は何も失うものはない。ただ、「あーあ。残念。」で終わり。

1-2週間も経てば、何事もなかったかの様に自分の生活に戻っているでしょう。

 

流れで書きなぐってしまいましたが、何を言いたいかと言うと、

「何の分野であれ、一流には敬意を払うべき」って事です。

 

その選手と個人的に付き合いがあるなしに関わらず、自分がその分野に詳しいかどうかに関わらず、一定の敬意を払われる資格があると思うのですよ。

自分がその分野に疎ければ、余計なコメントはするべきではないですよね。

だって知らないんでしょ?分るわけないんだもの。

そんな人のコメントを誰が読んで、誰に影響を与えるのか。

逆に自分もその分野で頑張っているのであれば、その一流になるためにはどれだけの努力が必要か分るはず。

 

SNSなどで誰でも自分の意見を拡散できる世の中です。

だからこそ、自分の言う事にも責任があると思います。

例え、言いっぱなし、書きっぱなしの言葉でもね。

 

追記)

たまたま赤狩山プロ”カーリー”の動画を観ておりましたが、どこかで面白い話を読んだことがありました。

赤狩山ってかなり珍しい苗字ではありますよね。

それが海外へ行ったらどうなるかと言ったら・・・

「あかがりやま ゆきお」→「あかがり やまゆきお」ってアナウンスされたってww。

 

ちなみに↓これは優勝した時の動画です。

www.youtube.com

 いやーものすごい緊迫感。

後ほどBDさんのインタビューで、最終ラックでは思い通りに撞けたのは8番9番だけだったと仰ってますね。

決まった時は、開放感でいっぱいだったことでしょうね。