何を言っても信じてもらえない人がいる。
何を言っても、中身の5割減でしか聞いてもらえない人がいる。
謎の関西人とでも言えば良いのだろうか。
(たまたま関西人だと言うだけです。それ以外の意味はありません。)
大学時代を通じて一緒にテニスをし、飲んでは理想を語りあった。
それでも奴の本心が分からない。
もしかしたら奴にあるのは虚栄心だけで心がないのかも知れない。
20数年ぶりに会って話したが、昔に比べてより拍車がかかったようだ。
言葉が虚しく感じるのは、私のせいなのか奴のせいなのか。
人は生まれ変われないけれど、いつからでも新たなスタートは出来る。これからでも成長出来ると信じたいが、きっともう変われないんだろうな。
余計なお世話だろうし、もう二度と会うこともないだろうが彼の行く末が心配だ。
そんな悲しい男の話。