ビリヤードで筋肉痛

ビリヤードにはまった中年男の奮闘記 時々車の事も。

真剣

今日は朝練。
早く目が覚めましたのでね。
2時間ほど撞けました。
 
さてその時に感じた事。
「本気で撞いてないなあ」と。
フォームに関しては自分のルーチンがある。
ストロークも何しろ素直に真っ直ぐにと心がけている。
ただ、エイミングに関してはかなりいい加減に済ませてしまっている。
 
「真剣」と言う言葉、よく使いますよね。
普段何気なく使っている言葉で、表面的な意味ばかりで本来の意味と言うか語源というか、
深い意味をあまり考えなくなりませんか?
 
「真剣」(デジタル大辞)
木刀や竹刀でなく本物の刀。 「 -で立ち合う」 
一生懸命に物事をするさま。本気であるさま。
 
竹刀や木刀を使った試合。失敗しても命に関わらない、せいぜい痛いだけの打ち合い、練習。
それに対して、本物の刀「真剣」を使った命がけの勝負。
 
「真剣にやれ」と言うのはそれこそ失敗したら死ぬことを覚悟してかかれ、
と言う意味なんでしょうね。それが真剣勝負。
 
 
もちろん現代では刀を振り回すような場面はそうそうないでしょうけれど、
時々ニュースで見る事件では、自分の真剣度・本気度を相手に伝えるために包丁を持ち出した
りして、自分は命を賭けるほど本気なんだと言うことを示す人がいます。
それはそれで問題ですがね。
他に方法がないもんかとw。
 
 
話を元に戻しますが、私のエイミング。
一応は狙っているつもりでいますけれど、その本気度が足りない。
一抹の不安を感じていても、そのまま撞いて外してしまう事が多々あります。
違和感を感じているのなら、構えを解いて確認すれば良いのに、それをしない。
恐らくは、「面倒くさい」「格好悪い」「遅撞きになる」などが原因だと思いますけれど。
 
これはあくまで練習ではありますが、一人で撞くことがほとんどである以上、
自分にプレッシャーを掛けながらやらないと、実のある練習になりません。
テニスでもよく言われましたけれど、「練習で出来ないことを試合で出来るわけがない。」
まあ、そのとおりですわね。
出来たとしたら、ただの”まぐれ”。
 
練習の時は自分だけの時間ですから、納得して撞かなきゃ意味がないなあと思いましたとさ。
 
追記)
あくまで一人練習の場合の話でして、相撞きではそんな事言っていられません。
そもそも相撞きって勝負ですもん。