ビリヤードで筋肉痛

ビリヤードにはまった中年男の奮闘記 時々車の事も。

真剣勝負?

 皆さんおはようございます。

 

サッカーW杯は佳境ですね。

現在の所4強フランス、ベルギー、クロアチアイングランドが出そろいました。

7/10にフランスvsベルギー 7/11にクロアチアvsイングランドの準決勝が予定されています。

 

さて、勝つ国があれば必ず負ける国があり。

ベルギーに負けたブラジルの怒りの矛先は・・・・。

football-action.info

www.goal.com

この試合の”戦犯”としてやり玉に挙げられ、本人どころか家族まで危険にさらされている様です。

 

そう言えば、日本vsコロンビア戦で、開始早々にハンド→PKを日本に与えて退場した

サンチェスと言うMFも脅迫されております。

日本戦の後、コロンビアは一次リーグH組を1位突破した事で、

ほとぼりが冷めたと思っておりました。

しかし、何とこのサンチェス、決勝リーグの第一戦でイングランドの選手にまたPKを

献上してしまいます。

コロンビアはロスタイムに追いつきましたが、PK戦の末に負け。

https://qoly.jp/2018/07/05/andres-escobar-s-brother-slams-colombia-fans-kgn-1

それで、せっかく下火になった怒りに火を注ぐ事に・・。

 

 平和の祭典:オリンピック憲章を見てみますと

「スポーツを人類の調和のとれた発達に役立てることにあり、その目的は、人間の尊厳保持に重きを置く、平和な社会を推進すること」

「オリンピズムが求めるものは、努力のうちに見出される喜び、よい手本となる教育的価値、社会的責任、普遍的・基本的・倫理的諸原則の尊重に基づいた生き方の創造」

「スポーツを行うことは人権の一つである。すべての個人はいかなる種類の差別もなく・・・」

 

サッカーW杯もオリンピックと同じで世界規模の大会ですけれど、この違いと言うか、何というか。

何のためにサッカーをしているのか、ちょっと疑問に思います。

南米の国にしてみればプライドがあるのでしょうが、それにしてもミスをした選手を戦犯扱いで射殺してみたり、脅迫したり、家族まで巻き込んでいる。

一説にはサッカー賭博など、裏の世界が絡んでいると言う話も。

 

 成功すれば何十億という収入も得られ英雄にもなれるが、

失敗したら射殺もあり得る。

それでも、貧しさ故にサッカーで成功する事が手っ取り早く、

そうせざるを得ない様な社会環境。

そう言う厳しさの中を勝ち抜いてきている選手達。

技術も凄いですけれど、チャンスさえあればシミュレーションさえ辞さない「したたかさ」も持っています。

 

こう言うことを知ってしまうと、サッカーの見方が変わってしまう。

野球もそうですけれど、選手の年俸が私達の想像を超える金額になっています。

もちろん、興業としても成り立っているからその年俸になっているのでしょうが、

私達の知り得ないところで何十倍何百倍のお金が動いているって言う事です。

ただ、危惧しなければいけないのが、やはり賭博。

スポーツを楽しむ・応援する・憧れるという本来純粋で素直な場面に、

お金が目的の行為が入ってくる。

応援するのは、賭けているから・・・。

 

そうなって来ると必然的に、負ければ選手が恨みを買うことになります。

しかも選手が関与も存在さえも知らない賭けに関して恨みを買う。

そもそもW杯自体が巨大な興業ですし、ここぞとばかり賭けている人も多いでしょうし(裏でどれだけお金が動いているか想像も出来ない)。

また、金儲けの大きなチャンスとして”八百長”も十分起こりえます。

 

一見、華やかではありますが、考えて見ると恐ろしい世界です。

それが”プロ”だと言われればそうなのでしょうけれど。

 

 

私たちはただただ素直に観戦しているしかないですね。

 

追記)

そんな状況でもまだPKを取られるサンチェスって一体。

ご家族は私達とは全然違う気持ちで観戦しているのでしょうね。