ビリヤードで筋肉痛

ビリヤードにはまった中年男の奮闘記 時々車の事も。

生涯を通しての趣味

私はほぼビリヤード蔵で撞いています。

そう言う環境だったら毎日でも撞けるだろうとお思いでしょうが、

私にも生活する上での優先度という物があるので、そうそう毎日は撞けません。

平日に撞けるのは多くて2-3日。1日2時間程でしょうか。1時間の事もあります。

平日に全く撞けないこともあります。

土日を合わせて多い時は6時間程。少ない時はこれまた0。

どうでしょう。

一週間で平均したら3-4時間と言うものではないでしょうか。

 

そんな中で少しでも上達したいともがいておるわけです。

先週は割と撞ける時間があって、平日に3日連続で2時間ずつ、昨日の土曜日にも午前2時間、午後2時間撞く事が出来ました。

 

思うことは、やはり「連続して撞くと効率が良い」という事です。

前回の練習の時に感じた事、意識している事、何かつかみかけた事などを忘れないうちに続けられると言うのは最大の利点です。

 

その点1-2週間も開いてしまうと、つかみかけた事柄や感覚を再構築することからやり直さなければいけません。

やっと思い出した頃には練習終盤である事などしょっちゅうです。

これは文字通り、一進一退、3歩進んで2歩下がる(場合によっては3-4歩下がってしまうことも)と言うものです。

 

どんなスポーツでもそうですけれど、ある程度まではすぐにグッと伸びますよね。

そこから伸び続けるかどうかと言うのは、才能や努力、練習量が必須。

過去にテニスをやり込んだ経験から、そうそう甘くはない事は分っておりました。

 

私がテニスをやり始めた当初の理由というのは、「親からの押しつけ」でありました。

嫌々と言う訳ではありませんでしたが、

・姉がやっていたと言う事

・生涯を通して出来るであろうから(と親が考えた)

と言う理由でした。

そもそも当初はテニスなんて女子が「そ〜れ❤️」ってやるもんだと思っていましたからねw。

まあ、結局ははまり込んで行くわけですけれどねw。

中学からはじめて、大学までずっと継続してきたわけです。

それこそ勉強より優先してきた結果、そこそこ上達できました。

 

さて、生涯スポーツとしてはどうかと言いますと、やはり年を取るにつれ、走り回るような運動はどんどんしなくなります。

それができる人というのは、ほんの一握りのシニアで国体に出る様な人達。

それが続けられれば、体力的にも健康にも良いだろうというのが親の目指した所だったのでしょうが、当の私は「テニスはもうやり切った」と言う気持ちなんです。

言ってみれば、甲子園までいけるように頑張った。

最高の成績は出せなかったが、自分としてはこれ以上は上達出来ないであろうと言う所までやった。働き始めてからは、そんな練習時間が取れるわけもなく、衰えていくのはわかりきっている。

大学時代にそこそこのレベルでやっていた事で、それ以下のレベルでやっている自分に興味がないんです。想像すらしたくない。

もうやり過ぎてお腹いっぱいだw。

(テニスをする場合には、相手と場所の確保などが必要で、自分がしたい時にいつでも出来るというわけにはいかない事も関係しています)

そんな訳で、仕事が忙しい事もあってすっかり止めてしまいました。

今までの人生で、最も時間と努力を費やした物をあっさり捨ててしまっているわけですね。

 

「趣味」:人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと(wiki)

 

趣味と言えどもある程度上手くならないと、その醍醐味を味わえません。

私が今感じているのは、競技としてのビリヤードは無理でも、自分が(あるいは仲間内で楽しむのだとしても)ある程度撞けなければ楽しくないと言うこと。

ビリヤードそのものの面白さと言うのはありますけれどね。

結局、自分がこうしたい、こう言う玉を撞きたいという意思をより多く具現化出来たら、もっと楽しめますよね。

 

ただの趣味と言えども楽しむためにはそれなりの努力が必要だなと思います。

「趣味はいくつになっても」とは言います。

確かにいくつになっても始められはしますけれど、一定レベルで伸び悩んでしまう。

なかなか上達しないから、面白くない。長続きしない。

それでも何もせずにダラダラしているくらいならば、何かの趣味に時間を費やした方が良いですけれどね。

 

そんな事を考えますと、若いうちから色んな事をやってみるべきだなと思いますよ。

できれば複数のもの。

スポーツや音楽(聞くだけでなく演奏)、釣りでも登山でもなんでも。

短絡的に今やりたいからと言うのも良いでしょうが、その中で年取っても続けられるものを一つ二つ含んでいると良いと思います。