ビリヤードで筋肉痛

ビリヤードにはまった中年男の奮闘記 時々車の事も。

チョーク2

Merry Christmas!

 

皆さんご存じの「鈴木さんちの球日記」。

私も愛読しております。

チョークの話も時々ありまして、国産のハイスペックなチョークを使ってみた感想なども書かれております。

食いつきは素晴らしいけれども、手球やラシャの汚れがひどいとかノリが良いとか悪いとか、シャリシャリ系とかネットリ系とか。

ある意味、メーカーとのしがらみが一切ない消費者(プレイヤー)代表の意見です。

おまけに多くのビリヤードプレイヤー方やプロや業界の方々とのお付き合いがあって、そう言う方々の評判なども書いてくださるので、かなり参考になるんですよね。

 

その鈴木さんのお友達が海外のお土産として買ってきてくれたとの事で、その名は「SNIPER」。

 

何とロシア製でございまして、色々と探してみた所では国内では販売されておりません。

ツイッター上ではヨーロッパでかなり人気のあるチョークで、鈴木さん自身も「ROKU」よりも良いんじゃないかとの一品です。

 

そうか・・・国内で販売されていないのか・・。

元々、天邪鬼な性格な私。

車でも何でも「人と同じじゃつまらない」と言う基本的な姿勢がありましてね。

鈴木さんを含めて、もしかしたら国内に数十人位しか使ってないんじゃない?

って事で、国外から取り寄せて見ました。

 

↓それが、先日届きまして。

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 一つ一つ箱入り娘です。

 

上の写真では青く見えますが、実際にタップに塗ってみるとほとんど白。

塗り味は・・・うーん比べる対象がmaster くらいしかないので程度はわかりませんが、ネットリ系です。 

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 ↑こんなん。塗りたくってみました。

ただ、気をつけないといけないのは、今までの付いているチョークをちゃんと拭ったり、タップを一皮削ったりして、違うチョークを混ぜたり重ねたりしないことです。

モーリさんも混ぜるな危険とおっしゃっていますしね。

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さて、撞いた感じはと言いますとなんじゃこりゃ❗️って冗談ではなく、独り言で言ってしまいました。

 

私は悲しくなってきてしまいました。

チョークなんて何でもたいして違わないだろうと今まで思っていたのが根底から覆されてしまいました。

すんごい食いつきでかなーり切れます。

その結果引きもかなり楽です。

私の腕だと、今までmaster では2-2引き(センターショットと同様の斜め方向で先玉をコーナーポケットから2ポイント、手球を手前のコーナーから2ポイントの配置。)はなかなか出来ませんでしたが、SNIPERだと1-2の配置で手前の端まで戻って少しお釣りが来ました。

散々撞いた後の手球で、ワックスなしの状態です。

 

手球も全然汚れませんが、これはちょっと注釈が必要でして、物が白いために手球に着いても目立たないだけと言う可能性があります。

いつか、海外の動画を見ると最近白いチョークを使っている選手が増えていると書いたことがあります。その理由に、タップの色が暗いから塗れているかどうかが分かりやすいのではないかと。

今、もしかすると手球の汚れを目立たなくすると言うメーカー側の思惑もありえるなと思いました。

 

3-4時間撞いただけではよく分かりませんが、ラシャの汚れは少ないです。

全く汚れないと言うわけではなく、例えばサイドブレイクの際に擦れたクッション部には当然着きます。

それがこすってみるとやはり落ちにくそう?な感じです。

 

理屈としては簡単な話で、サラサラ系のチョークは乗りやすく落ちやすい。

そのため接した部分や撞いた場所周辺に飛び散りやすい。

しかし基本サラサラなので掃除は楽だと。

 

ネットリ系は、乗りは悪くて薄くてもちゃんと効果があります。

粘度があるため手球に食いつきが良く切れは確実にupします。

一度付いたものはなかなか落ちにくく、一度タップに塗れば10球連続で撞いても全然大丈夫。ショットごとにチョーキングする必要はありません。

ただ、気分の問題で大事なショット前にはつけ直した方が安心できます。

あくまで気持ちの問題です。

周辺への飛び散りも少ないですが、一度ラシャやレールに付いたものは落ちにくいと。

 

大雑把ではありますが、そんな印象を受けました。

後は国産のプレミアムチョークとの比較ですが、私は他のプレミアムチョークの使用経験がありませぬw。

 

SNIPER の減り具合ですが、3日間使った感じではまーったく減りません。

中心の凹みの周辺の角が少し取れただけw。

 

これは私に取ってはかなりの衝撃度でして、初めて「プレミアムチョーク」と言われる物を使ってみて「こりゃずるいな」と思わされましたよ。

使う道具でこれだけの差が出てくるとなると・・・。

 

もう一つ感じたのは、「このチョークで練習していたら腕が落ちそう」って事です。

チョークの性能に甘えてしまいそうな気がしてしまうんです。

今の私はmasterでここまで出来る様になっているけれど、SNIPER ではもっと出来る様になった。

でもSNIPER で練習していて、ある時masterで撞いてみたら以前より全然切れなくなっていた何てことが起こりそうです。

これは難しい問題で、チョークにも慣れが必要だと思うんですよ。

タップと同じように。

そのためSNIPER を使うのであれば、当然それに慣れておく必要があると言う事じゃないかなあ。

 

ここぞという時だけSNIPERって言う使い方はあり得るのだろうか。

 

追記)

「どうせ買うのであれば最初から当たりの物を」と言うわけで、今回は鈴木さんの感想に乗っかって買ってみたSNIPER

その性能が国産のプレミアムチョークと比べてどうなのかと言うのは私にはレポートができません。他の物を使ったことがないので。

そういうのは鈴木さんや、proの方々のご意見を参考にして下さいませ。

今回の私のお話は、プレミアムチョークのSNIPER(国内で売られていない)を初めて使って見たら、やはりそれなりの性能の違いが実感できましたと言う事だけです。

そもそも私に道具の違いなんぞ細かくわかるわけないんですけれどねw。

追記2)

チョークが白いために手球の汚れが目立たないだけで実は汚れていると言う事だと、それはかなり問題です。今までのチョークなら汚れが分かりやすくて、拭き取っていたものが、汚れが分かりにくいがために拭きもせずに汚れた手球を撞き続けると言う事になるからです。粘性があるチョークなだけにスキッドとか起こしまくりそうですが。ちなみに今のところはそう言った事には気がつきません。

(鈍いだけかも)

でも、手球はそれなりに定期的に拭いた方が良さそうに思います。

追記3)

チョークを保管する時にやはり乾燥しない様にラッピングして保管するべきなんでしょうか。乾燥すると性質が変わってしまいそうではありますが。

逆に言えば、ラッピングしておけば変性する様な事はなさそうですよね。自己解決。