ALI Technologies "Speeder" Demo Drive
https://viva-drone.com/ali-unveiled-japanese-the-first-hover-bike-speeder/
最近ドローン技術がすごいですよね。
以前からドローンをsize upしたら人も乗れるんだろうなーと思っていたら、
出てきましたね。
私はドローンを持ってもいないし、飛ばしたこともありませんので知ったかぶりな事は言えません。
でも結局はコンピューターによっていくつも付いているプロペラの制御が上手く出来る様になったと言う事なのでしょう。
後は、モーターの出力と重さ、バッテリーの容量などによって、その動力性能というのが決まってきそうです。
このSpeeder。
モーターではなくエンジンを使用しているようです。
どうせdemoするのであれば、コンディションが良い日に外でやって欲しかったなあ。
こう言う夢のような乗り物が出てくるのは楽しいですけれど、天邪鬼な私は余計なことを考えてしまいます。
現実には上のサイトの記事のように砂漠や湖上限定でしか使えないのではないでしょうか。
あるいは南極・北極とかの氷上ですかね。
・急に止まれない。空に浮いている以上、スピードは出ても動きが緩慢。
これが公道を走ったら怖い怖い・・・ヤメテクレ。
(レーダーで周囲を監視しているとの事ですが、邪魔な物があったら近づかない事がbest)
・砂漠だろうが路上であろうが、砂や埃などいろんな物を巻き上げて走るため、周囲にいる人に被害を与えそう。近くにいたらものすごい風にさらされそう。
(動画の3:00辺りでは向こう側に立っている女性のスカートや髪が巻き上がっています。男性が前に出て守ろうとしているのか、隠そうとしているのか・・・。)
そう言う意味では、地上近くでなく高所を飛んで欲しい。
・高所を飛ぶと、動力がエンジンであろうがモーターであろうが、燃料やバッテリーが切れた時、もしくは故障してプロペラが停止した時がコワイ。
やはり空を飛ぶものは動力が途絶えても滑空できるものが良い。
まあ、そもそも高所を飛ぶ許可が下りたとしても場所が限定されそう。
・上記を考えたら、水の上ならまだ使えるかも。
「こんなん出来ました」って言うだけで、実用的な物にはなりそうもないなあ。
追記)
上の記事では「ホバーバイク」と書いてありますが、同じホバー(hover:空中に静止する。ホバリング。)が付く乗り物、ホバークラフトと似ていますが、浮くための原理が違いますよね。
ホバークラフトが浮く原理は「エアホッケー」↓のパックと同じです。
エアホッケーは台上に開いた無数の穴から空気が噴出していて、その風でパック(風を受けやすいようになっている)が浮く仕組みです。
完全には浮かなくても、台との摩擦を軽減するんでしょうね。
↑上記サイト様から拝借。
同じ原理のため、ホバークラフトが浮くためには地面や水面に近い事が条件で高所は飛べません。ホバークラフト自体がでかいパックです。
上のspeederはそもそも”でかいドローン”ですので、プロペラの揚力で浮きます。
そんな訳で、空気がある限りは高所も飛べるという事ですね。