ビリヤードで筋肉痛

ビリヤードにはまった中年男の奮闘記 時々車の事も。

薪作り

皆さんお早うございます。

朝起きたらはてなブログからメールが入っておりまして、

「ブログ開設してから2年が経ちました」ですと。

あらまあ、そうですか。

何だかんだ続けていたのですねえ。

ひとりよがりのブログですが、これからも宜しくお願い致します。

 


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 昨年、牧場の隣の別荘に住む関西人のおばちゃんから、牧場との境界に植えてある木を切ってくれと依頼がありました。

その木はあなたがその土地を買う前に私の父が境界をはっきりさせるために植えたものなのだと説明しても一切聞く耳を持たないため、仕方なく境界線周囲の木を数十本切り倒しました(法律的にはやはり切らねばならない模様)。

おばちゃん家の防風林の役目もしていた木々ですが、後はどうなろうと知ったこっちゃないです。

風が吹こうが、雪が吹き溜まろうが後の祭りですのでね。

 

私の家の薪ストーブ用の薪にすれば良いだろうと思っておりましたが、なかなか薪にする時間も取れず今まで放置しておりました。

ゴールデンウィークで雪もすっかり消えて良い天気になりましたので、六年生の息子を連れて片つけに行きました。

薪作りと言ってもその前にやらねばならない事が沢山あります。

数十本倒された木々は、林の中に倒れたままですのでそれをまず牧草地の中に引き込まなければいけません。

最終的にはチェーンソーで40-45cmの長さに切ってから薪の状態に割って一年ほど乾かします。

太さが直径20-40cm程の木ですから、林の中で切り分けるとそこから運ぶのに大変です。それで一度(運搬のための)トラクターが動ける開けたところまで出す必要があるんです。

 

太い木材を林の中から引きずり出すのはかなりの力が必要で、太いワイヤーを巻いてバックホー(ユンボとも言う)で引きずり出します。

ショウちゃん(牧場で一人ぼっちで暮らしている愛猫)の世話のために私は週末毎に牧場に行きますが、その作業はどうしても一人では出来ません。

ワイヤーを木材に括り付け、ユンボで牽引する際に他の木の根などに引っかからないか見張ったり、引っかかった時にバール(長い鉄の棒)でそれを外したりする者と、ユンボを操作する者、最低二人必要なんです。

私の妻は箸より重い物を持った事がないタイプの人間ですので(ウソ)、息子に手伝ってもらいました。

六年生にユンボの操作をしてもらうのには多少不安もありましたが、ユンボの操作と言うのは割と単純で、ワイヤーを引っ掛けたら前進と後退だけでしてくれれば良いんです。

しかも、レバーから手を離せばユンボは止まり、動き続けることはありませんのでその点は安心です。

20-30mのワイヤーを林の中に引き込んで私が木材に巻きつけてセットしたら、ユンボに乗っている息子に合図を送り引っ張ってもらいます。

ユンボがグイグイと太い木材を引きずり出すのは見ていて爽快で、息子もユンボのパワーにすっかり魅せられてしまった様です。

 

そうやって林から引きずり出した木材は40本ほど。

ゴールデンウィークで牧場の隣の別荘を訪れ、私たちの作業をベランダで眺めていたおばちゃん(木を切れと文句を言って来たおばちゃんとは別の別荘の方)は小さい息子がそんな事をしているのを興味津々で眺めておりました。

作業の終了時には拍手してくれましたのでね、息子も満足そうでしたw。

 

流石に1日では終わりませんでしたが、3/4程は片ついたでしょうかね。

取り敢えずこれだけあれば、後は私が牧場に来た時にチェーンソーで切り分ける事が出来るわけです。

今年の冬に備えてやる事は沢山ありますが、薪ストーブの魅力と言うのはそれを凌ぐ良さがありますよ。

 

↓こちらは本日のショウちゃん。

一時かなり痩せてしまって心配しましたが、自動の餌やり機を導入した事に加えて冬の間の運動不足でまるまるしております。


ショウちゃん