ビリヤードで筋肉痛

ビリヤードにはまった中年男の奮闘記 時々車の事も。

引き方

 

一昨日の玉突きは、まあボロボロで。

その後に書いたブログの下書きを読むと、もうダークサイドにはまり込んでいる様子がありありと分かります。

 

一転して先日の玉突きは素晴らしかった。

一体何が違うのかというと、飲んでいるかシラフかという事なんですがw。

一定のレベルにある人がちょっと飲んだくらいでは全く玉撞きには影響がないでしょうが、今まさに絶賛奮闘中というのであれば、やはりシラフでまじめに練習した方がよさそうですよ。

 

飲んでいても良い時は良いんですけれど、一昨日はトラウマレベルでした。

下書きに「今までの一切を捨てて最初からやり直した方が早い」ってな事を書いてますからね。

 ただ、この調子の波というのは酒のせいだけではないと思います。

 

 

ビリヤードというのは何しろ、キューがまっすぐに出ないことには始まりません。

自分が狙ったところに手球を撞けなければ、エイミングがどうのこうの言ってもムダなんです。

 

先日やった事と言うのは、いつだったかブログの大先輩である鈴木さんが書いていた事でした。

 

キューを真っ直ぐに出すために、構えた時点のグリップの位置を覚えておく事。

そして、何しろ真っ直ぐにテイクバックする事。

引いたら、今度は引く前のグリップの位置に戻してあげるだけだと。

 

これを読んだ時に、頭ではその感覚は理解できました。

キューを真っ直ぐに出す事を考えた時に、やはり意識は出す方ですよね。

でも、キューを真っ直ぐ引いていなければ、引いた時点で既にキューの軌道がズレていると言う事なんです。

 

お前は既に曲がっている。(ケンシロウ談)

 

ずれた軌道を真っ直ぐに出そうとしても、それは一直線ではなくこじりなんですよね。

これは結構盲点だなと思ったんです。

 

それで先日は何しろ真っ直ぐに引く事を心がけました。

それに加えて、キューが上下に波打たないように「パイプの中をキューが往復するイメージ」で引きました。

それから引く前のポジションに戻してあげるだけ。

その意識でやってみたところ、だいぶストロークが安定しました。

 

その上で、視点をちゃんと先玉に固定して、撞点をしっかり撞けるかどうかは自分を信じなければ仕方ありません。

かなり落ち着いたショットになっていたと思います。

”いた”と言うのは、今後もそれが継続する物なのか一時的な物なのか、続けてみなければ分らないからです。

 

少なくとも、一昨日のあの泥沼から一日にして脱却できました。

当然の流れだと思いますけれど、自分のストロークが信じられると、エイミングがきっちり定まります。

ストロークがしっかりした上で外れるのであれば、そりゃ狙いがイカンと言う事ですので、修正するところがすぐに分る。

 

さてplayの方が安定してきますと、どうしてもこちらの方に意識が向いてきます。

ジワリジワリですが、スピードも上昇中です。

なかなか最高速は更新出来ませんけれど。

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それでも、自分である変化に気がつきました。

”音”なんです。

ラックに当る厚みが安定してきた事も関係がありますが、35km前後の時に比べてブレイクの音がだいぶ変わってきました。

ちょうどそんな速度域なんでしょうか、だいぶ重たい音になってきましたよ。

 

そんなわけで、今日は気持ちよく眠れそうです。

 

追記)

相変わらずまだカメラが接続できていません。新しく買ったwifi の周波数?が関係しているんじゃないかと思うのですが、そんな事ウダウダやっているより撞きたいんですよね。

 

 

難聴にまつわるエトセトラ

私が(恐らく生まれつき)両側の難聴である事は以前どこかで書いた気がします。

中耳炎を繰り返したせいと思っていたら、息子にも難聴がある事が判明し、どうも遺伝的なものであるとの事で大学の耳鼻科で遺伝子検査も依頼されました(研究のため)。

特に自分では不都合とは思わなかったのですが、授業の内容が聞き取れないことは良くありました。

 

ただ、困った事に生まれつきそう言う感覚なので

「他の皆んなもそうなのだ。広い教室で先生の声が聞こえないのは普通の事。授業とはそう言うもの。」

と思っているんですよね。

 

今思えば全然違うんですよ。

他の子達は先生の言っている事、全部聞こえているんだよね。

ひどい話でございます。

それでもそこそこ成績良かったのは、なんだったんだ?

 

その他に影響があったとすれば、”舌足らず”です。

私は舌足らずなのだと思っていたんですが、どうも違うらしい。

私の難聴は感音性難聴と言って、高音が特に苦手です。

音楽ではシンバルの音とか近くでしか聞こえないし、ピアノも鍵盤の右端から4つ位は叩いても音ではなく「カチカチ」としか聞こえません。

声で言うと、息を強く使った言葉「シュ」とか「シ」とか「チ」「ヒ」「ティ」などの区別がつきません。

 

中学生になり、英語を習い始めた頃の数ヶ月間、sheとheの発音の違いが分かっていませんでしたよw。

姉にシー・ヒーと紙に書いてもらって初めて知ったんです。

 

必至(ひっし)をひっちと言っていたり。

致と言う字に至と言う部首がありますので、これも一括りに「ち」だと大人になるまで思っていたのです。

でも夏至とか冬至などは「し」なんだよねw。

 

あまり障害の話をしたくないですが、(現象の一つとして)全く耳が聞こえない人と言うのは言葉を話せません。

聾唖と言って、耳で言葉が聞こえないために言語の習得が出来ないという事だそうです。

音というものが分からないから、出し方も分からないんでしょう。

 

結局、私の”舌足らず”は、この高音が聞こえないために幼少時から発音の仕方を知らないという事に原因がありそうです。

その様な事は挙げればキリがないのですが、それでも自分ではたいして気にもせず(どんだけのんびりしてんだ)。

 

 さて、話は変わります。

先日の皮むき機のことを書いている時にΦと言うのが出てきましたよね。

”直径”の事ですけれど。

 

長い間、私は「パイ」だと思っていましたら、ある日本当は「ファイ」なのだと知りました。

ああ、そうなんだ。

また聞き間違えて覚えているんだなと、それ以降は「ファイ」と言うようにしました。

 

ところが、どうやら世の中にはΦと「パイ」と呼ぶ人も私以外にも一定数いるらしい事が判明。

 

そう言えば円周率πも「パイ」ですわね。

 

言葉って難しいですよね。

耳の良し悪し関係なく、いろんな読み方があるんじゃおじさんは困ってしまいます。

 

などと、突然終わる。

 

後日追記)

で、息子の方はどうなんだと言う事ですが、今の所は私が小学生の頃よりはマシな様です。一度も中耳炎にもかかってませんし。

耳がわるいなりに処世術は教えて行かねば。