ビリヤードで筋肉痛

ビリヤードにはまった中年男の奮闘記 時々車の事も。

ビリヤードと目 1

 

 

例えば、射的で景品を狙う時には皆さんどうしますか?

そう、片目でライフルの標準に的を合わせてゆっくり引き金を・・・。

だいたいの方は「これ本当に真っ直ぐか?」なんて確かめる時も片目で見ていますよね。(もしかしたら違う方もいらっしゃるかも)

 

私は大学生の時に先輩に連れられて初めてビリヤードをしました。

そこで、先玉のここに手玉を当てるとポケットに入るんだよ、と教わりました。

何も予備知識がなかった私は、片目をつむって、利き目(私の場合は右目)で狙いました。そして、左目を開いて両目でshot。

(上級者にまともに教わったこともなく)それ以降、学生時代はその撞き方でやっておりました。近~中距離でそれほど厳密に狙う必要のない場合は両目のままで。

遠距離もしくは正確に狙う必要がある際は、上記方法でやっておりましたが、そこそこ結果は良かったため、それで固定されてしまった。

 

大学を卒業し、20年弱ブランクを経てビリヤードを再開したが、問題が。

1.どう見てもカッコ悪い。

 正確に狙えるのは良いが、いちいち片目で狙うのが傍から見ると完全にシロウト。

 プロ・アマ問わず、そんなことしている人は見たことがない。

2.完全に平面的な厚みだけで狙っている。

 両目で見たときの立体感がなく、イメージボールも平面的。

3.距離感に弱い

 手玉を撞く際には両目の状態なので、全くと言うわけではないが、狙っているときの 距離感はあまりない。

 

そんなこんなで、これを徹底的に直すことに。

元々利き目(右)の下にあったキュー位置を真ん中に直し、

その上で、両目で狙いをつける。

今まで短~中距離でやっていたことを距離を伸ばして行ったところ、

だいたいは対応できるように。

その後数年経過したが、また別の悩みが。

 

皆さんは、先玉に向かって構えたときにキューはどのように見えていますか?

神経を先玉に集中させた状態で、キューはぼやけて二重に見えていますよね?(頭の高さによっては二重に見えない人もいるようです)

顎の下にキューがあるから理屈上は左右対称のはず。

なので、二重に見えるキューの真ん中をエイミングラインに合わせればよいはず・・・と思っていたら

基本的な間違いに気がつきました。・・・次回で後述

 

どうやら、私は今まで、理屈よりも感覚で狙っていたことが判明しました。

感覚・・・このなんともあやふやな物。

気分で違う、体調で違う、酔い方でも違う・・・あらゆる場面で感覚と言うのは変化します。感覚が狂うと、センターショット10球連続でも外します。

(みーんな同じ方へ、同じだけずれます。ってことは、いつもいつも同じようにこじっているか、そもそも狙いが間違っているか、両方か、です)

もう一人で・・・発狂します

このような時にそれを小手先で修正しようとすると、ストロークがぶっ壊れます。

今の私のフォームでは、キューは顎の真下を通りますが、その状態での狙い方が間違っていたらしい。

おまけにキューの位置が少しずれることもあるようだ

 

手玉に向かって構え、キューを顎下に固定した後、頭だけ左右に平行移動してみます。

そうすると、なんと!ちょっと動かしただけで自分が狙っている場所からずれて見えるんですよね。

そのずれに気がつかないと、ちゃんと狙っていると思い込んでいるだけで、実際は何回やっても同じだけずれているということが起こります。

 

・・・おいおい。考えてみたら、何回同じ間違いを繰り返しているんだ?

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西尾proの自作SightRight

自作|TASUKUブログ

以前に、この記事を読んで自分でも作ったのに!

すぐそこにこれがあるのに腕組みして頭をかしげている私・・・ああ。

続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タップ交換

皆さん、タップ交換どうしています?

自分でやる?それともショップやホームで頼んでいますか?

想像するに、頼んで交換されている方がほとんどだろうなあと思っています。

 

私の住んでいるところは猿やクマが出るくらい(本当に)の田舎ですので、

近くにタップ交換を頼める店などありませぬ。

そもそも撞けるところがないくらいですのでね・・。

自分で交換しないとなると、その度に郵送し、数日待たねばなりません。

その間は違うシャフトで・・・。

そんなまどろっこしいことはやってられん。

 

以前より、タップ交換の方法は知ってはおりました。

しかし、シャフトを台無しにする(そこまで行かなくても、本当に修理が必要になるかも)可能性を考えて躊躇しておりました。

 

 

それで調べてみた結果、いろいろと細かい道具はいるようだができそうだ、という事が判明。

それでやりましたよ・・・・。

 

 

先角、削りましたが何か?

 

そうか・・そういう事か。

このまま行くと先角削れるけど、どうすんのさって、何となく感じてはいたんです。

人間、失敗して学んでいくんですね。

 

上記が初めてのタップ交換。昨年でした。

その次の交換は先週でした。

うーん。経験を生かしてうまくいきましたとも。

美しかったっす・・・。でも・・・

 

撞いてみたら、ぜんぜん好みのタップじゃなかった件。

 

こういうのが一人でやってて辛い所。

「このタップ良いよ~」「どれどれ撞かせて」「ほんとだ いいねえ」とか

「駄目じゃーん」ってのがないんだもん。

何から何まで全て自分で経験していくしかないんです。

 

それで今日、三回目の交換。

うーん。なんだかコツをつかんできました。

先角も削りません。しかも複雑な道具に頼らず、タップの側方はナイフの刃を先角に当ててクリクリと林檎の皮むきの様に削っていく方法を会得いたしました。

前回やってみたところがうまくいかず、結局鉛筆削りみたいなやつを使って先角削り。

これなら先角は絶対削りません!うれひい!

しかも今度のタップはドンピシャ私好みでした。

(何のタップか書いとかないと、すぐに忘れる。 メモメモ・・・)

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こうやって見ると少し横が丸いか(笑)

 

私は固いタップが好きです。

ただ、”固い”だけじゃ何とも分かりません。

着けて撞いてみたらカチンカチンで、

引こうとしたら手玉が空を飛ぶなんて事も・・・。

それで、これです。

DUROメータ タップ硬度分布 | ビリヤード用品の専門店【ニューアート Billiards】

客観的にそれぞれのタップの硬度・比較ができるんですねー。

 

と言うわけで、私でも出来るくらいなので、以外とタップ交換て慣れれば簡単なのかも。

当初、自作の旋盤機を作れば(サイトで見つけた)もっと綺麗に出来るだろうが、

時々やる程度なので過剰投資はやめといた。

皆さんもぜひ挑戦してみてくださいな。

 

 

追記)ところで、ア〇ンア〇〇○ーって・・すぐに・・なるよね。

   地味に腹立つんだよね。