牧場の納屋の屋根が先日の台風21号ですっ飛んでしまいました。
その屋根を片つけるのにはかなり時間が掛かりそうです。
何しろその手の仕事ができるのは私しかいませんのでね。
先日1/4程やっとの事で終えましたが、こう言う片つけの仕事って面白くないですね。
ツリーハウスとか作るのは面白いんですけれどね。
思うに、仕事をやり終えた時の「元の状態に戻るだけ」か「目指した物が完成する」かの違いでしょうか。
まあ、今回は綺麗になると言うのを目標にしなければ仕方ないです。
その後、伸び放題の牧草を1/10程刈って作業は終わり。
ニャンコをいじって帰ってきました。
それで自宅に帰りビリヤード蔵で撞いていたら、程なく子供達がやってきて「野球行こうよ」とさ。
おまえ達さ。何でもかんでも私が一緒じゃないといかんのか?
ああ・・・そんなわけで玉撞きおわり~。
ビリヤードの腕を上げるためには、もちろん練習が必要です。
真っ直ぐな
ストロークで狙った撞点を正確に、思ったスピードで撞く事が出来れば良いのです。
台の上で起きている現象は全て物理的に説明が可能です。
しばしば、予測不可能な事(スキッドなど)も起きますが、その様な偶然に起きる出来事も含めて物理的に説明が出来ます。
その様な不都合な現象を起きにくくする方法も分かっていますよね。
玉を思い通りに動かすためには、もちろん技術は大切ですけれど、ある程度の知識も必要となります。
知識と一言で表現して良いものかはわかりませんが、それを経験的に体得している方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
理屈はわからないけれど、こうするとこうなるものだと。
最終的には台の上で、狙った結果が出れば良いわけですが、そこに至る過程は人様々です。
そんなわけですけれど、先人方が発見したセオリーなどは一定の理論的、もしくは経験的な理由があって説得力があるからこそ受け継がれているわけです。
それを受け入れるか無視するかはその人次第。
ただ、知っているだけで即結果に結びつく様な知識もあるんですよね。
その手の知識はビリヤード界では常識とされているのでしょうが、人それぞれの環境もあって、もしかしたら常識とされている事柄に接する機会もない方もいますでしょう。
特に私の様に、一人きりで練習している人間の知識と言うのは大きな偏りや穴がありそうです。
みんなで玉を撞いて「こう言うの出来る?」とか「これ知ってる?」とか「え。今どう撞いたの?」とか。そう言う場面がありませんからね。
教えあう事がない。
そんなわけですので、私は動画を見たり本を読んだりしないと皆さんにどんどん追いてけぼりにされてしまうというわけです。
そう言う知識の一つにこんなのがあります。
↓まず、左下コーナー前に手球を置いて、右長クッションに左ひねり(ランニングスピンと言うらしいのですが、クッションに対して自然な順ひねり)を掛けて撞きます。
そして、右の長クッション→上の短クッション→左の長クッションと3クッションして右下のコーナーに入るような、右長クッション上のポイントを見つけます。
手球に向かって構えたまま、そのポイントをずーっと先に延長していくと壁やポスターや他の台の角などに当たりますよね。
その分かりやすい場所を目印として覚えておきます。
目印はなるべく遠くの動かない物が良いようです。
(カウンターに座っているおじさんの頭とかは動きますのでダメですよw。)
さて今度は、手球を任意の場所に動かして先ほど覚えた目印に向かって(長クッション上のポイントではなく)ランニングスピンを掛けて撞きますと、手球は3クッションして右下のコーナーポケットに向かうんですと。
ええー?って感じですよね。
↓それでやってみました。
www.youtube.com
まずは右長クッションのポイントを見つけます。
ランニングスピンをかけて右下のコーナーに向かうポイントを探します。
ここですね。
そのポイントを延長すると部屋の壁に当たります。
向こう側の壁の板の節です。
↓さて今度は、手球の位置を任意に動かして、その壁の節めがけてランニングスピンをかけて撞いてみます。
www.youtube.com(テレビの音がうるさくてすみません)
そうすると、手球はちゃんと3クッションして右下コーナーに向かいます。
動画の時刻を見ていただくと分かりますが、(上の動画1から)12分ほど練習しています。
捻りが足りないとか、見越すのを忘れたとか弱いとか色々ねw。
最後のショットは外れていますけど、近くまでは行っていますでしょ?
(この動画を見ていると、どこから撞いても第3クッションは必ず同じ様なところに入っていますよね。そこに入れるのがポイントみたいです。)
多少の調整と慣れが必要ですが、私のようなBクラスでもちょっと練習すれば出来るようになるんです。
これは結構使えそうですよねー。
そうなると、それぞれのコーナーからの目印を見つけて、壁にシールでも貼っておこうかなw。
追記)
「そんな事、今頃知ったのか?」とお思いでしょう?
なんとなく知ったのは2年ほど前ですが、実際に試して見たのが先日でしたよw。