牧場にはニャンコが一匹います。
我輩は猫、昭太郎(ショウちゃん)です。
私たちがこの地元に戻ってくる前に住んでいた社宅にいた頃、妻が拾ってきたんです。
社宅のそばに野良猫?が住んでいまして、(近くのアパートに出入りしていたりして飼っているんだか、ただ世話をしているだけなのかよくわからん状態)駐車場でよく日向ボッコをしておりました。
おそらく、その子供なんでしょう。
ある雨の日に、妻が社宅に返ってくる途中で猫の鳴き声がするんだと。
探してみると生垣の中に子猫が一匹だけ取り残されて、びしょ濡れで泣いているのを見つけて仕方なく連れて帰ってきました。
まだ生まれて一週間位でしょうか。
もともと猫🐱好きな私は、一目見ただけでwell come。
先の野良猫の子供だと思うのですが、なぜかこの子は一匹で雨ざらしで放置されてしまっていたのです。
見つけた所へ帰してあげるのが一番の方法であったかもしれません。
私は子供の頃から実家で何匹も猫を飼っていた経験から、子供を産んだ親猫の行動も知っておりました。
生まれたばかりから数週間ほどは、子供が小さくて親についていけないため、親が一匹一匹首筋を咥えて運びます。
ここの箱の中にいたと思ったら、今度は押入れの布団の中へとかねw。
どうも人に見付けられてしまうと、新たなところへ移動するのじゃないかと思うのですが。それがたとえ飼い主であってもね。
子供を守るための本能ですな。
おそらくこの子は、生垣の中に兄弟と一緒に運ばれて来たのだけれど、親猫が他の子たちを咥えて次の場所に移動してしまった最後の一匹なんでしょう。
もう少し待てば親猫が連れに来たかもしれませんが、雨が☔️ザーザーでびしょ濡れだし、猫は濡れる事を嫌いますしね。
子猫を放置して、迎えに来るかどうか分からない親猫を待つ選択肢は・・・ちょっと厳しかった。
そんなワケで、我が家の一員となったショウちゃんです。
まあ予想通りあっと言う間に元気になり家中を走り回ります。
柱を引っ掻き、壁紙をむしり取り、カーテンに這い上がるわ。
挙げ句の果てにカーテンレールの上から降りられなくなってギャアギャア言うし。
私たちの社宅で問題だったのは、動物を飼ってはいけない事でした。
ただ、内緒で犬や猫を飼っている人は結構いましてね。
それでも、公然と外に出すわけにはいきませんでした。
ネコにとってはやはりストレスです。
そのストレスを妻のふくらはぎにぶつける様にw。
ニャニャニャ・・・ガブっ!
ネコが噛むなんて今まで知りませんでしたが、妻の足は恰好の餌食となったのです。
まあ、私も噛まれましたけれどね。
頻度が違うんです。
私はネコ派で妻は犬派。そういうのってわかっちゃうんですかね。
ショウちゃん・・・拾ってきてくれたのママぞ。