以前も、薪ストーブに関して書かせていただきました。
私は、すごく満足しています。
石油ファンヒーターや電気ストーブなど、今の世の中便利なものがたくさんあります。
スイッチ一つですぐに暖かくもなる。
ただ、私は今の便利さの中に埋もれてしまうのではなく、
ちょっと時代遅れでも味のある物が好きです。
照明を落として見るストーブの炎なんて本当にきれいですよ。
何で、このくそ暑い中ストーブの話なんかしているのかとお思いでしょう?
薪ストーブの大変なところは、何と言っても薪の確保なんですね。
夏の間に準備をしておかないといけないんです。
自宅のお隣どうしが離れていて場所があれば、薪をうず高く積んでおけるのですが(実際、少し山側に入った所に建つ家では、家の周りにそれぞれ薪の積み場所を作ってあり、まるで競うように綺麗に積み上げていますw。)
私の家は田舎ですが街中にありますので、その薪を積んでおく場所がありません。
まあ、自宅の土台の部分がほぼ全体が地下室になっていますので、そこへ入れれば良いかもしれませんが、そこだと貯蔵しながら乾燥できないし、労力がね。
もともと、父の牧場の家でも薪ストーブを使っておりまして、そのための薪を毎年作っていました。牧場の周囲の林から、直径40cm程の木を毎年5-6本間引きして、乾燥させて冬に備えるのです。
私の家の分まで作るとなるとなかなか大変なので、私の家の分は薪の専門店から購入しておりましたが、そこそこお高いんです。
もちろん燃やす量にもよりますが、私の家の場合は一冬で10万円程です。
一度に運んでもらうと置く場所がないので、段ボールに入れてもらって30箱位ずつ分けて購入しておりました。
さて、牧場では昨年の夏も例年どおりに薪を作って山にしてあったのですが、それは結局牧場では使いませんでした。父が高所から転落して受傷してしまい、入院。
これ以上、両親が老々介護の状態ではもう無理だとの事で、母は施設入所。
父は私の家の隣へ移ったのです。
それで、牧場にある薪は私たちが使えることに。
1-2週に一度、ハリヤーの後ろに段ボールで積んでくるとちょうど良い量になります。
昨年の冬は前半は購入した薪を使い、後半は牧場の薪を使いました。
牧場には今年の冬分位はまだありそうです。
話は変わりますが、父の牧場のお隣に10年前位に土地を買って引っ越してきたおばさんがいます。
コテコテの関西弁を話すおばさんです。
父が受傷する前に、手伝いで牧場に行く途中、その家の前を通過する時に、おばさんが出てきました。
私はろくにお会いした事がありませんが、車を止めて挨拶しました。
ひとしきり話し終わった後、おばさんが何やらいろいろと文句を言ってきます。
その内容とは
・父の土地に生えている木が邪魔
・木の枝が伸びてきて困る
・風が強い時には木が倒れて来て家をつぶしそうで怖い
なんだかんだわめいておりましたが、早い話が「父の土地の木が大きくなってきて邪魔だから切れ」という内容です。
その木と言うのは、父がわざわざ境界に植えた木。
お隣との境界線をはっきりさせておかないと、後で問題になる事があるのですね。
(こう言う田舎だと特に)
そのため、境界線と境界の角がわかるようにわざわざ植樹したのです。
その何十年後に引っ越してきた、おばちゃんがその木が邪魔だから切れと。
(あなたの境界線でもあるのです)
そもそも、そこに木が立っている所に後から自分が家を建てているんですがね。
まあ、何しろ自己主張が強くて敵いません。
まあ、そんな事言ってもよくあるお隣同士の植樹の問題なんかを見ますと、
法律的にはダメなんでしょうね。
その大阪弁のおばちゃんといろいろ言い合うのもばからしく、ご希望の木を切る事に。
しかし、植樹して3-40年経った立派な木ですので、かなりの太さ。
素人がいつも通りに切り倒して、万が一でもおばちゃんの家をつぶしでもしたら何を言われるかわかったもんじゃない。
それで森林組合に頼んで切ってもらいました。
切る前に、おばちゃんに以下忠告
・この林は父が植えたもので、お宅にとっては防風林の役目を果たしている。
切ってもよいが、冬は横殴りの風が直接お宅に吹き付けることになるが良いか。
・おまけに、(玄関前に車を雨ざらしで駐車しており、毎回雪かきをしているようだ)
木を切ってしまうと、いくら雪かきをしても一晩で玄関前は吹き溜まりになってしま
うが良いか。
・夏は西日が直接当たるようになってしまうが良いか。
それで良いとの事なので、バッサリ切ってもらいました。
その数30-40本。
その後、
おばちゃんの家がどうなろうと知らん。
何か不都合が出てきても、そちらのご希望に沿ったまでですのでね。
そもそも父の家とおばちゃんの家の距離は200-300mありますので、我が家には何の影響もありません。
「西日が暑くて死にそうだ」なんて言って後で植えても、あなたが生きている間には心地よい日影ができませんよ。
毎年、薪作りのために5-6本切っておりましたので、今年切ったもので5-6年分の薪の材料ができたことになります。
ただ、今のところ切り倒したままになっていますので、
この夏から少しずつ切り分けて薪にしなければいけません。
またチェーンソーの手入れから始めなきゃ。
追記)
今、自分の投稿を見たら、文字の色が変わっておりまして非常に読みにくかったですね。投稿しっぱなしで確認しておりませんでした。失礼しました。