さて、なんだかんだの三台目。
初代のMR2の中古車です。
↓こういう奴です。懐かしいなあ・・。
初代はパワステがなくて、かなり重かったんですけれど、それがまた安定していて良かった。
見てくれは小さいので、さぞクルクル回るのかと思いきや、乗り味はカッチリでした。
中古でしたが、よく走ってくれました。
結局、就職してからも2年弱乗っておりまして、この車から一代目の80に乗り換えたのです。
MR2を買った時にはすでにNARDIのハンドルが付いていたのですけれどね。
ある時、友達の家の駐車場から出る時に「パンッ!」って鳴らして挨拶しようとしたら、
パ~~~~~~~~~~~!!!!!!!
って鳴りっぱなしに。
私も驚いてヒヤ~~~~ですが、何が起きているか分りません。
ホーンのボタンを見てみると、押されてめり込んだままの状態になっています。
こりゃあ・・・とホジクリ出そうとするも、何ともならず。
ちょっと頭をひねった後、結局はバッテリーの端子を外すしか思いつきませんでした。
車載工具を探してエンジンルームを開けてバッテリーの端子を外すまで数分間。
大音量でホーンは鳴り続き、そのアパートの住民が何事だと窓を開けてこちらを睨んでいます・・・。
トホホですよ。
さすがに端子を抜かれたらホーンも沈黙しましたが、その後あれこれやってホーンのボタンを外しましたらね(あれってはめ込んであるだけなんですよね)、内部のプラスチックがすっかり劣化して、内部でバラバラの状態でしたよ。
それで接触不良(と言うか、接触しっぱなし)になっていたのです。
そのホーンのボタンは、車屋さんに行ってみたら単品で売っておりましたので、簡単に治りましたが・・・・。
その当時は、良く「外車の電装関係はすぐ壊れる」と言われておりました。
嘘か本当か、私自身は外車に乗ったことがありませんでしたので、何とも。
ただその10数年後にそれを思い知る事になったのです。
そのお話は、また別のお話で。
MR2とも色々な出来事がありましたよ。
学生特有の時間感覚で、週末の夜中に数台で出発して、行き当たりばったりの旅行に出かけたり。
(出かけた先で、夜中にやっていたラーメン屋に入ったら、ラーメンが塊のままどんぶりに入って出てきたんですよね。なんじゃこりゃって文句を言いたかったけど、店の主人はどう見てもヤクザ。客も仲間のヤクザ。そそくさと食べて逃げてきましたよw。)
Tバールーフから水漏れしてみたり。
エンジンからオイル漏れしていて、高速で白煙を上げてみたり。
路肩の排水溝に脱輪して、鉄仮面(スカイライン)に引っ張って貰ったり。
峠に走りに行ったら、カーブ途中で走行車線を無視した対向車とぶつかりそうになったり。
いやー楽しかったなあ。
青春でした。