私は、中学でテニスを始め大学卒業まで続けました。
一応体育会系ですので、挨拶に関しては厳しかった記憶があります。
もちろん、子供時代から両親から「人に会ったら挨拶をしなさい」と躾けられてはいましたが、知った間柄であればまだしも知らない人にも挨拶するってのはなかなか難しい。
「知らない人について行ってはいけません」なんて事は昔から言われていた事ですが、
今のご時世、自分(や自分の家)に用もない知らない人へのあいさつは推奨されないのではないでしょうか。
さて、サークル内での挨拶は徹底され、特に先輩に対しての挨拶は厳しく言われました。自分がコートに入る時にも「おねがいしまーす!」ですしね。
テニスコートに向ってくる先輩をみつけたら、先輩が遠かろうが大きな声で挨拶するんですよ。
これにはちょっと問題がありまして、あまり遠くから挨拶されたんじゃ、当の先輩が「自分に挨拶されているのだと認識していない」って事なんですね。
まあ、先輩が近づいてから普通に挨拶してればいいんです(大きな声でですけれどね)。
当然それはサークル外でも徹底されていました。
学内外に関わらず、どこかのお店でサークルの先輩に会ったら「こんにちは」です。
まあ、当りまえっちゃあ当たり前です。
同期や後輩であれば「よう!」でOK。
徐々に自分の学年が上がって行き先輩になりますが、それでも卒業された先輩方にはその挨拶は続きます。
恐らく一生の事でしょう。
そんな訳で、私にとっては仕事であろうがプライベートであろうが、挨拶はしっかりするものと言うのが常識です。
ただ、大学を卒業して働き始めますと、職場にはいろんな方がいます。
朝、職場の廊下ですれ違っても挨拶一つできない人もそこそこいます。
立場的には私より下の人間でも挨拶できない人も多いです。
直接の部下ではないので放っておきますがね。
これは単なる時代の流れなのか、私が体育会系であるがために気になるだけなのか。
昔は「挨拶さえまともに出来ない奴にロクなのはいない」とか言われたものですけれど、私は今もそう思っています。
そんな事言っている方が古いんでしょうか。