右振りのこんな玉。
皆さんは右(順)を捻りますか?
動画なんかを見る限り、proの方々は結構ひねっている様に思います。
もちろんラックの途中のショットであれば、次へ続けるための手球のポジション(出し)目的で捻っている可能性はありますが、9ball.10ballでの⑨番⑩番を入れるにも捻っている。
”入れいち”で良い球を捻る意味は、一つしかありませんよねえ。
「スロウの相殺目的」なんだと思います。
私は出しのために必要な時以外は基本的には捻りません。
なぜかと言うと、スロウを気にするのであれば若干薄めに狙えば良いと思っているからです。
私の場合は、順捻りを入れるのがかえって外すriskになるんですね。
結局はそんなレベルであると言う事なんですが。
右捻りを入れるとトビが出る→その見越しのために狙い点を右側へ移動する(私の場合は平行移動)。
そんな不確定要素(現時点では私の技術が定まっていないと言う意味で)が増えていくのが嫌なんです。
↑こんなのであれば、捻っても捻らなくても入れられますでしょ?
捻るのであれば出しのため。
これが入れられないのであれば、一言「練習しろ」で終わりです。
でも、↓これはそうはいきません。
これ、私なら捻らない入れいちでも何割入れられるでしょうかね。
全く同じ配置を繰り返し撞いても5-6割程度じゃないでしょうか。
外す時は厚く外すことが多いです。
手玉との距離が短めで、ポケットが遠い玉って思っているより難しいと思うんです。
(先日観ていた動画でパグやんが似たような配置を外しているのを見て、誰でも難しいんだと安心したところです)
こんなの捻って入れられる気がしません。
①捻らずに気持ち薄めに狙ってもスロウという不確定要素がある。
②見越して捻ってスロウは消せるかもしれないけれど、正確な見越しが出来ない。
両者を比較した時に①を選択しているという事なんですがね。
それでは捻りの技術が伸びないよなと思うんですよね。
ただ、練習する時にはあまりにも自分の実力とかけ離れた難易度の玉を練習してもあまり意味がないんじゃなかろうか。
パグやんでも外すような玉を練習してどうすんだって話ですよね。
難しいものは誰にでも難しい。
捻っても(捻らなくても)入れられるようにして行くには、やはり段階と言うものがあると思うんです。
↓こういう玉から徐々に離していくなり角度をつけて行くなりして行かなければね。
自分のレベルよりちょっと上くらいの物を練習して行かねば。
私は良くproの動画を観ます。良い事はたくさんあります。
取り方だとか、撞点の選択の仕方とかかなり読めるようになってきました。
半面、良くない事もあるんですね。
それは簡単に言えば「頭でっかち」になるという事。
プロと同じようにその憧点を撞けば、同じ結果になると勘違いしてしまう。
出来そうな気がしてしまう。
それで、出来なくて落ち込むと。
いったいどのレベルの世界で戦っているのさ、あんたwって感じ。
練習をするにも身の程と言うものがありそうですよ。