2019 World 9-Ball China Open│柯秉漢 Pin-Han KO vs Jeffrey Ignacio
この柯秉漢。
柯秉逸、柯秉中をお兄さんに持つ3兄弟の末っ子なんですね。
体格的には一番恵まれている様に見えます。
私の好きなignacioとの対戦です。
さて動画の最終ラック。8-7で柯秉漢がリーチをかけています。
ignacioのセーフティーをかなり悩んだ末に縦バンクで入れ(1:29:30)、手玉も⑦番へきれいに出ています。
これで決まったかと思いきや、この⑦番・・・まるで私のやる様なミスを・・・。
ただ、私は何でもない1人きりのビリヤード蔵で。
彼は大舞台での話ですがね。
隣の台では同じ台湾の大先輩、張玉龍が心配そうに見ています。
後はみて頂ければ良いですが、本当に底力というか、何から何までしっかり練習しているんだなあと言う感じです。
こちらは柯秉中。
WORLD 10-BALL FINAL | Joshua Filler vs Ko Ping-Chung | 2019 Predator World 10 Ball Championship
世界に出てきたころは(と言っても今もですが)、線が細くて大丈夫かなと心配になるような趣きです。
ところがどっこい、実力は半端ではありません。
まあ、ボールに向って構えた時の表情を見れば、意思が強いのは分ります。
派手なプレイはあまりありませんが、確実に一つ一つ入れていくタイプでしょうか。
Fillerを破って優勝です。
2019 Miyun 9-Ball International Championship│柯秉漢 Ping-Han KO vs Pin-Chung KO 柯秉中
これは二男 vs 三男の戦いです。
面白いのは第9ラックの柯秉中のbreakで、プラクティスストロークで珍しい玉触り。
11先と言う長丁場ですが、真ん中のお兄ちゃん容赦ありませんw。
そう言えば柯秉中もちょっと前は一番上の柯秉逸にケチョンケチョンにやられていましたから。
その内にお兄ちゃんにも公式戦で勝てる様になって来たんですね。
こうやってお互いに研鑽して行くんですね。
(ちなみに隣の台で平口選手が戦っていますね)
いくら兄弟で遺伝子が近いと言っても、さすがにこのレベルの3人が揃うとなると、遺伝やセンスだけでは無理ではないでしょうか。
並みならぬ努力をしてきたんでしょね。
本当になんていう兄弟なんだ。