ビリヤードで筋肉痛

ビリヤードにはまった中年男の奮闘記 時々車の事も。

摩擦がない世界

こんなタイトルで妄想しておりました。

素晴らしいでしょう?

国と国、人と人の間に一切の摩擦がない平和な世界・・・

 

そうじゃなくて、ビリヤード の話です。

私がビリヤードを始めた頃もある程度物理的なことは考えてやっていましたが、その段階で考えていた物理というのは「スピード・角度・質量」くらいのものでした。慣性とかね。

それらは基本ではあるでしょうが、台上で起きていることはもっと複雑であるのだと知ったのはずーっと後になってからの事です。

(まあ、今でもあまり理解出来ていない所も多々あるんですけれど、理論上これでいけると言うのと、実際入るかと言うのはまた別の問題です。

物理が理解出来ていなくても入る物は入るし、理解出来ていても入らん事も多いですし。)

 

その”複雑な”事柄というのが摩擦なんですねえ。

摩擦がなかったら・・・手玉の下を撞いても、ラシャとの摩擦がないから手玉は引けてこないぞ・・。そもそも手玉の下を撞いてもタップとの摩擦がないから手玉に回転がかかりませんなw。

同様に捻りも不可。クッションに入っても捻りは一切効きません。

そんな事を考えていたら、まるで硝子のビリヤード台で硝子の玉を撞いているような状況だなと思いました。

(実際に硝子のビリヤードテーブルというのは商品化されているようですが、硝子面に特殊なコーティングが施してあって引けるそうです)

 

 

押し引きできないから、玉の出る方向を決めるのは厚みのみ。

そんな事を想像していたら、つまらないビリヤードになりそうだなーと。

 

そうそう大事なことに気がついてしまいましたよ。

 

摩擦がない→玉が止まらないって事です。

 

一度手玉を撞いたら、永遠にテーブル上の先玉をどつき回して全ての先玉を入れつ尽くすか、自らスクラッチするかでしかshotが終わらないわけです。

 

これは既にビリヤードではないなw。

 

なんて思いながら、もしかしたらそんな検証をした物があるかもと、「ビリヤード 摩擦がなかったら」と検索したら・・・。

 

ありましたねw。


【物理エンジン】摩擦がなければビリヤードは一発で全て入るのか?

 

そうか・・永遠にバタバタし続けるというのがあるのか。

もしかしたら残り2つなんて状況で、完全に同じ速度でお互いに正面からぶつかって両者停止ってのもあるのかもね。