皆さんおはようございます。
早い物であと二日頑張れば、今年の仕事も終わりですよ。
妻は子供達と年末に向けて妻の実家に帰省しますので、
私は例によって爺様とワンコの世話をしながら玉撞き三昧の予定ですw。
https://blog.hatena.ne.jp/supragogo/supragogo.hatenablog.com/edit?entry=10257846132690379564
GRAN FINAL WORLD 9BALL 2018. CARLO BIADO VS JOSHUA FILLER
Biadoは準決勝でSVBを破っての決勝進出です。
準決勝や、決勝のゲームを見る限り、Biadoのコントロールブレイクはかなり安定しています。
準決勝なんてラックの配置が同じなため、コントロールブレイク後の配置も似たり寄ったりで確かにこういうゲームは面白みに欠けますね。
さて
44:17から。
Biadoのショットがわずかに強かった。
出来れば⑦番に対してやや左振りもしくは真っ直ぐに出したかったのですが、わずかに逆振りになってしまいます。
私だったら、これどうしましょうかね・・・。
恐らく殺し気味に左撞いて我慢でしょうか。
⑧番を左上コーナーに狙って、手玉が⑨番に当たってまたトラブルなんて画が見えますw。
1:23:37辺りからのショット。
①番から②番への切り返し。
これもちょっと強く、sideの角に隠れてしまいます。
1:56:48
Biadoのfree ballですが・・・。
ありがちなsideへのスクラッチをしてしまいます。
Biadoはこの試合中しきりにクッションを気にしていますが、なかなか合わなかったようですね。
さてこのゲームを観ていて思った事。
上記したBiado の3つのミスのうち最初の二つみたいに、「わずかに強かった」と言うショットをどうやって練習していけば良いのかという事。
どのショットも、もう少し弱ければ良い結果に終わったはずです。
でも、そうは行かなかった。
でもこれを練習するとしたら、強さの練習ではなくて、
多少強さが間違ってもsideに向かわないようにと言う練習をするべきでしょうかね。
必要とされるショットの強さと言うのは、先玉との角度や距離などでめまぐるしく変化します。
それをプレイヤーは「こんな感じかな」と言う感覚で決めているのだと思うのですよ。
言わば「加減出し」なんですが、どうしても誤差がある。
そのため、力加減の練習をいくらしたところで限界があるのではないでしょうか。
(コンディションによっても変わってきますしね)
そんな訳で、力加減そのものの練習(もちろんそれは必要でしょうけれど)だけでなく「加減の誤差を見越したコース取り」が必要になってきます。
力加減をミスしても、決定的なミスになりにくいラインどり。
結局、それが「ライン出し」と言われる物なのだろうと思います。
ミスはミスでも、単純に目で見たままのミスではなさそうだよという事ですね。
追記)
Biadoの取り方と言うのは、ギュンギュンに捻るとか引きまくるとかはあまりないですね。一言で言えば堅実に取り切っていくタイプです。
一つ一つのショットの難易度は高くないけれども、正確性が求められる。
見ていて引き込まれるような魅力はないけれども、
この様な取り方と言うのは私にもすごく勉強になります。
動画を見ながら配置を再現して「同じ配置を同じ取り方で取る」練習をしてみるのも面白いかもしれません。
まずは自分だったらどう取るか。
その次はBiadoの取り方を真似してみる。
一つ一つのショットをしらみつぶしにやってみるというのも練習になるかもね。