皆さんこんにちは。
昨夜は久しぶりに撞きまして。
やっぱり楽しいですよねー。
さてさて。
↓今日はこんな玉のお話。
⑦番を左上コーナーに入れたいのですが、⑧番が邪魔で直接狙えません。
こういう場合は、
↓空クッション(一度手玉を長クッションに入れる)で入れる事が出来ますよね。
まあ、それは良いんです。
問題はその狙い方です。
私は長らく、下の図の様に考えておりました。
誰かに教わったのか、ネットのどこかで見たのか・・・。
まあ、何となく分りますよね。
あくまでも、「クッションに入った時の入射角と反射角が同じ」と言う前提ですけれども。
実際にやってみると、まあ入る時もあり入らない事もあり。
”システム”と同じで、現実の台上ではなかなか理論通りには行かない事も多いです。
しかも、厳密に言えば入射角と反射角も現実には一緒にはなりません。
(同じ入射角でも玉のスピードや回転で反射角が変化します)
そんなこんなで、入らない時には「難しいなあ・・・。力加減を間違えたかな。」と思っておりました。
さて、ある日似たような配置になって再びtryする事に。
キューを使って、イメージボールの中心Aからクッションまでの距離を測る。
その長さと同じだけ直角に外側へ伸ばした点がB。
そのBを狙って撞けば、手玉は(入射角と反射角が同じなら)イメージボールに向かうはず。
私はビリヤード動画を良く見ているのですけれど、あのボーニングもこのやり方で狙っていますよね。キューを使って距離を測っては、「ココ」って狙い場所を決めたりしています。
でもこれ(上図)・・・・おかしいですよね?
手玉がクッションに当たった時、手玉の中心はどこにあります?
クッションから手玉の半径分(57.15ミリメートル:2.25インチ の半分 約28.5mm)だけ離れているはずなんです。
後日追記:実際には手玉がクッションにめり込むので、28.5mmより短いでしょうが、そこまで考えていられません。
↓Bを狙うと、実際には手玉は緑の所でクッションに当るため、
緑のコースを走ってカ・ラ・ブ・リw
下の様な狙い方が正解なんでしょうね。
クッションに対してイメージボールを左右対称にするのではなく、
「クッションから28.5mm離れた平行線」に対して、
イメージボールの中心点と左右対称になる点を想定する。
そこが狙い点。
後は、撞く速度やひねりで微調整が必要になってくるんでしょうけれども。
それとも、28.5mmなんて微妙な距離を想定するのが嫌ならば・・・
BとB’は玉一つ分の違いです(そんなに違うんだ!と今更ながら驚き)ので、
クッションを基準に左右対称にB点をイメージしたら、その「玉一個分内側を狙う」でも同じ事ですわね。
「そんな事当たり前じゃないか。今更何を。」・・・?
私、数年間違った狙い方しておりましたよ・・・。
今まで、空クッションで入っていた球は、
ただのまぐれでした~。
実際の狙い場所より手前でクッションさせていたことになりますが、角度などのある条件下では反射が”伸びて”ちょうどいいところに行っていた可能性がありますね。
数か月前に判明した、衝撃の事実ww。
追記)
①ボーニングさんがやっていたのは似たような方法ですけれど、彼なりのアレンジが加わっていそうですね。
②この手の勘違いを他にもしてそうなのが怖い。